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お厚いのが嫌いな人のための本。
哲学から西洋文学まで、厚い本を適当なアテハメで適当に読んでしまおうというコンセプト。だいたいがわかるので、自分にはぴったり。ただ、説明不足とか本当にこの解釈でいいのかとかの疑問は絶えない。
もともとフジTVでやってたころから好きだった。好きだったのに内容を覚えていないということはこの本も半分以上は忘れていくのだろう。
LUMINEのBook1stで購入。文庫になったのはつい最近のことらしい。
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読みたいけど難しそうで無理だとあきらめていたたくさんの本を読んだ気にさせる一冊。
書いてあることが本当に正しいのかどうかは別だと思うけど
この本を読むことで一冊でも原著にあたろうと思えたら儲けものでは。
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20人の著した歴史に名を残す名作が、ラクーに読める本。
おいしいとこどりのプロローグみたいなもので、
気になったものを、自分でさらに掘る必要はもちろんあります。
私はこれらに惹かれました。
★ソシュール「一般言語学講義」
「言葉によって名付けられる前に物や観念は存在しない」
おお、確かに…
★ドフトエフスキー「罪と罰」
大筋は覚えているけど、最後って自供すんだっけ?あれ?笑
再読の必要ありと認識。。
★キルケゴール「あれかこれか」
「美的実存→倫理的実存→宗教的実存」
せつなくなった構造です。享楽に逃げてはだめ。倫理にかなった堅実な道を歩め、さすれば心へと神へと立ち返るみたいな。
まあね。世の中って、ほんっとそうだなぁ。
★宮本武蔵「五輪書」
「万里一空」「空には決まった形はない。あるのは無限の自由」
前者とは正反対ですが。。
★ベンサム「道徳及び立法の原理序論」
「最大多数の最大幸福」
人に幸せを与えられることこそ、善である。
ザ道徳ですが、実際にこうありたいと思うんだもん。
★フランツカフカ「城」
城に招かれる。が、辿り着けない。そして、未完らしい…
未読ですが、これは…すごく面白そう!
この本で、カフカを不条理で、また解釈の広さを持たせると。
なるほどこれは、HM氏で散々煙に巻かれているあの感覚か?
そして不条理…これもHMは日本代表ともいえる。
こうやって、私はやっぱりいつも「不条理」に惹かれるのね。。
今後の読書にも役立ちそうな雑学のつまった本でした。
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高校時代に哲学ブームが来て以来、ご無沙汰だった思想系。
おもしろーい!
こんな風に説明できる人をホントに尊敬する!
というわけで、「なおかつ~」も買ってしまったのだ
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ちょっとチャラいかなー。でも、ただでは読まないであろう本の導入にはいいかもしれない。蘊蓄コーナーは役に立つ。
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世界の名著を、身近にある何かとの共通点でもって説明しちゃうという
何とも新鮮な試みの本でした。
数年前に出版されていた、「あらすじでわかる~~~」シリーズの本と
狙っている読者層は同じなのかもしれない?!
タイトルとシンプルなジャケにつられて買ってしまいましたが
内容も満足の1冊でした。
続編が同じく文庫でも出ているので、読んでみたいと思います。
そしていつかは、ここに紹介されている難し~い、お厚い本にも
手を出してみて、身近にある他の何かとの共通点を
自分でも探しながら内容を理解できるようになればいいなと・・・・期待。
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さっくりわかるように書かれてる。すごい発想力。でも、さっくり読めちゃうので、とてつもなく不安になる。さっくりし過ぎてて、印象が薄いかもしれない…。
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哲学とか全然わからないんだけれど興味があったので買ってみました。わかりやすくて、もう少し詳しい本を読んでみようと思います。この本に載っていたお勧めの本を。
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出張先の本屋でなぜか今月のおすすめされており、購入。そういや昔、深夜番組でやってたやつだ、と思い出す。有名だけどあまり中身は知らない…という主に西洋の哲学・思想家とその著書の紹介で、絵と文体が面白く、さくさく読めて、わかりやすくて、なかなか良い!と思う。もっと深く知りたい人には巻末におすすめ本も紹介されてて、これもまた良い。しかしこれ、小山薫堂だったんだなー、なるほどー。
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これは、フジテレビの深夜番組の内容を本にまとめたものだそうである。この本のすごいところは、きっとためになるんだろうけれど厚くて読むのがおっくうになる本を簡単に解説している、しかも趣旨を現代のわかりやすい例に置き換えて説明しているところがとてもよい。おかげで読者は、厚い本の内容を「わかったつもり」になることができる。絵も多くて漫画を読んでいるみたいなのもとっつきやすくて良いと思った。
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おしゃれなバーでおねーちゃんにインテリっぽいところを披露したい用の本って印象。例え話は私の期待した感じじゃなかった。原典との溝深すぎないか。あ、それでいいのか。あと「演義」は「三国志演義」じゃなくて「三国演義」じゃないの。
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哲学の入門書で撃沈して、友人に借りた本。
わかりやすくていいけれど、例えが無理矢理な感じもする。フロイトの精神分析が一番面白かった。
さらさら読めて内容が頭に残りづらい気もした。でも、大まかに本の内容を知りたい人にはオススメ。
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もともとTV番組の企画なだけあってとっつきやすさとアイディアの新鮮さは抜群。ただ、視聴者や読者の興味を引くことがメインの目的であるため、本当にお厚いのがお好きな人はこの本一冊ではまず満足はできないと思われる。この超超入門編を足掛かりに本や知識のレパートリーを増やしていきたい
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かつてフジテレビにて放送されていたTV番組を書籍化したもの、を文庫化したもの。番組のコンセプトは「世界で最も難しい本を、世界で最も易しく読み解くテレビ番組」。つまり、「お厚」くて読むのをためらっちゃう本の内容をこれでもかと砕いて解説するということ。本書にも、そのコンセプトは生かされ、あの本もこの本も、これでもかとわかりやすく解説されていますー。
メインテーマは哲学を噛み砕くことにあるかとは思うのですが、いわゆる「哲学者」による書籍に限定せず、例えば『罪と罰』なんかも取り上げられている。よくよく見てみたら、初っ端から『君主論』なわけで、哲学じゃねーやコレ。
自分が無知であるから、いちいち記述に対して「なるほどなー」「そーだったのかー」と驚かされていたのですけれど、本書のキモはその喩えの巧さにある。目次を見てもらえればわかるように、あの思想をあんなことと結びつけて解説をしてしまう大胆さには驚きマンボー。ムズカシイことをいかに簡単に説明をして、感嘆を受けるかという一種のプレゼン的手法を垣間見る楽しさがこの本にはあるのだ☆
【目次】
第1冊 ラーメンで読み解くマキャベリの「君主論」
第2冊 ダイエットで読み解くニーチェの「ツァラトゥストラはかく語りき」
第3冊 コンビニ業界で読み解く孫子の「兵法」
第4冊 エンターテインメントで読み解くパスカルの「パンセ」
第5冊 女子アナで読み解くサルトルの「存在と無」
第6冊 テレビ業界で読み解くフロイトの「精神分析入門」
第7冊 グラビアアイドルで読み解くプラトンの「饗宴」
第8冊 六本木ヒルズで読み解くモンテスキューの「法の精神」
第9冊 駅弁で読み解くソシュールの「一般言語学講義」
第10冊 お笑い芸人で読み解くドストエフスキーの「罪と罰」
ひと目でわかるお厚い哲学の流れ
第11冊 日光金谷ホテルで読み解くプルーストの「失われた時を求めて」
第12冊 ペットで読み解くヘーゲルの「精神現象学」
第13冊 腕時計で読み解くアダム・スミスの「国富論」
第14冊 カメラで読み解くキルケゴールの「あれかこれか」
第15冊 バスガイドで読み解く宮本武蔵の「五輪書」
第16冊 花火で読み解くハイデガーの「存在と時間」
第17冊 アミューズメントパークで読み解くベンサムの「道徳及び立法の原理序論」
第18冊 グルメで読み解く福沢諭吉の「学問のすすめ」
第19冊 占いで読み解くカフカの「城」
第20冊 ホテイチで読み解く羅貫中の「三国志演義」
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参考文献
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テレビシリーズの文庫本化。
おもしろい!
知ることで、世界が
■広がる
■変わる(変わった角度から捉えられる)
導入本として、良いです。