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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2010.3
- 出版社: パンローリング
- サイズ:20cm/351p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7759-4017-4
読割 50
紙の本
俠気の相場師・マムシの本忠 吉原軍団が行く
著者 鍋島 高明 (著)
「蝮の本忠」と呼ばれ、相場師兼経営者として商品先物市場を疾駆した本田忠の若き日の奮闘録を軸に、その周辺の人々、中でも吉原軍団と呼ばれた猛者たちの足跡を描く。【「TRC M...
俠気の相場師・マムシの本忠 吉原軍団が行く
侠気の相場師 マムシの本忠 吉原軍団が行く
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商品説明
「蝮の本忠」と呼ばれ、相場師兼経営者として商品先物市場を疾駆した本田忠の若き日の奮闘録を軸に、その周辺の人々、中でも吉原軍団と呼ばれた猛者たちの足跡を描く。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
鍋島 高明
- 略歴
- 〈鍋島高明〉昭和11年高知県生まれ。早大政経卒。日本経済新聞社編集委員等を経て、市場経済研究所会長。古本のインターネット販売・五台山書房代表。著書に「相場ヒーロー伝説」など。
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紙の本
相場は七割り運。残りの三割も運、ただしこの三割は努力しないと得られない。
2010/03/23 00:35
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ショートチョット - この投稿者のレビュー一覧を見る
「金儲けというものは苦労してできるものではない。儲かるときはいとも簡単にもうかる」。。。さすがだ。
初めは度胸、その後に努力、そして損失。そこから相場師への道のりが始まり、やがて「残りの三割の運」に気がつく様子を本書で知ることができた。
商品先物の歴史を紐解くとき、本田忠の名前が随所に出てくる。ただの大相場師であるだけでなく、現存する商品先物取り扱い会社が生き残ってきた立役者でもある。
インターネットも情報も規制もないころは、いろいろな事が起こる。それは日本だけが例外ではない。
本書にあるとおり、時には思いっきりよく、ある時はきな臭く、あるいはすれすれがないと発展しなかったのではなかろうか。
それが教訓となり、相場を張るよりブローカーの方がビジネスとして成り立つことがわかり、押し売りされなくても、こうして個人が先物に参加できるようになった基礎がそこにある。
ブローカーはブローカーに徹することが、企業として業績を残せることは、すでに先物先進国の売買ソフトを見れば一目瞭然だ。そこにへたな考えでストップ狩りや注文のノミ行為、詐欺行為などやるから繁栄しないのである。
とはいうものの、そうなるまでには紆余曲折、犠牲者、経験をつまなければならない。その壮絶な環境を生き残って、勝ち残った「マムシの本忠」。
今も現役であることに敬意を表する。