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紙の本
消失 金融腐蝕列島 完結編 中 (角川文庫)
著者 高杉 良 (著)
融資先企業をめぐるライバル行との駆け引きを経て、金融庁の厳格検査を乗りきったJFG銀行中之島支店長の竹中は、人事・総務担当の常務執行役員として東京に戻った。金融庁のあから...
消失 金融腐蝕列島 完結編 中 (角川文庫)
消失(中) 金融腐蝕列島・完結編
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商品説明
融資先企業をめぐるライバル行との駆け引きを経て、金融庁の厳格検査を乗りきったJFG銀行中之島支店長の竹中は、人事・総務担当の常務執行役員として東京に戻った。金融庁のあからさまな「JFG潰し」に対抗するためには、資本不足を補う大型増資が必須だったが、行内では「グリーン化作戦」と称する旧東亜銀行系への露骨な排除が始まり、内部抗争で混乱がつづく。組織の方針の前に、公平な人事を目指す竹中は苦悩するが…。【「BOOK」データベースの商品解説】
竹中治夫は、JFG銀行の発足を大阪・中之島支店長として迎えた。金融当局は不良債権処理の圧力を強め、行内では旧東亜系への露骨な排除が始まる。常務として本部に戻った竹中は、銀行生き残りをかけて奔走するが。【商品解説】
著者紹介
高杉 良
- 略歴
- 1939年東京生まれ。専門誌記者や編集長を務める傍ら小説を書き、75年『虚構の城』でデビュー。83年退職し作家に専念。緻密な取材に基づく企業・経済小説の問題作を次々に発表。中でも「金融腐蝕列島」シリーズはベストセラーとなり、映像化されるなどブームを巻き起こした。
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