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紙の本
敗北という収穫 (中公新書ラクレ)
著者 金子 達仁 (著)
手痛く負けないうちは、本当の意味で強くなれない−。サッカーを心から愛する著者が、長いワールドカップ観戦体験にもとづき、日本サッカーの歩んできた軌跡を描く。【「TRC MA...
敗北という収穫 (中公新書ラクレ)
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商品説明
手痛く負けないうちは、本当の意味で強くなれない−。サッカーを心から愛する著者が、長いワールドカップ観戦体験にもとづき、日本サッカーの歩んできた軌跡を描く。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
金子 達仁
- 略歴
- 〈金子達仁〉1966年横浜市生まれ。法政大学社会学部卒業。スポーツライター。ノンフィクション作家。FC琉球スーパーバイザー。著書に「28年目のハーフタイム」「泣き虫」「古田の様」など。
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書店員レビュー
金子達仁は揺るがな...
ジュンク堂書店大阪本店さん
金子達仁は揺るがない。今までの甘美なサッカー観戦体験が、美しいサッカーへの切望が心の叫びを吐き続けさせる。岡田ジャパンへの痛烈な批判も、醜い試合内容への忌憚ない発言も、決勝トーナメント進出を果たしたあとでもブレることはない。勿論オランダ戦やデンマーク戦にあったある部分の進化を素直に評価し前向きに分析する謙虚さも持っている。だから彼の外れまくる試合予想とその理由、その外れた理由の自己分析が実に面白いのである。
実際のしゃべりの方が阪神ファンらしい軽口も含め愉快なのだが、それでもいつもの「憂国の士」ぶった自己陶酔的文章よりずっと読みやすい。だが仲良しグループをバッサリ斬る「たっつぁん」も自身のお友達・中田英寿のこととなると実に甘々である。
W杯解説でもそれこそ王貞治並みの無難なコメントに終始し、最近は地球への関心をアピールする「エコセレブ」に対し、サッカー協会への貢献を期待する金子には甚だ疑問だ。本田圭佑は今後まずこうなるまい、というような中田の現状に無批判な金子には数少ない同志としての誇りが変じて寄生し合っている風情がして仕方ない。 大阪本店 黒書店員 D