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- カテゴリ:一般
- 発売日:2010/07/29
- 出版社: マイクロマガジン社
- レーベル: マイクロマガジン☆コミックス
- サイズ:21cm/134p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-89637-341-7
読割 50
琴浦さん 1 (マイクロマガジン☆コミックス)
琴浦さん(1巻)
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:6,160円(56pt)
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書店員レビュー
人の心が読めてしまう...
ジュンク堂書店千日前店さん
人の心が読めてしまう女子高生・琴浦さんと、彼女に惹かれたクラスメイト・真鍋を中心とした学園4コマ。
……と聞いて、ほのぼのしたものを想像するかも知れません。
確かにほのぼのとした日常コメディもあります。
ですがこの作品、可愛らしい絵とは裏腹に、人の心にあるほの暗い部分やグロテスクな部分も描写されているんです。
そして、それは琴浦さん自身も例外ではありません。
琴浦さんが読んでしまった心。
読者だけが読める琴浦さんの心。
そこに潜んでいるのが、よいものばかりだとは限らないですよね。
また、主要な女性キャラには決して軽くはないものを背負っている人も。
好き嫌いが分かれるかもしれませんが、そういうものも描く作品だからこそ第一部クライマックスでは感動するのでしょうし、ほのぼのとした場面がそれだけで嬉しくて微笑ましくなるのではないかと、そうも思うんです。
「日常は平坦な戦場だ」と或る作家は言いました。
そんな日常を上手く歩けない彼女と、おバカでエロスだけど、彼女が少しでも歩きやすくなればと頑張る彼のお話。
……なんて、そこまで言うと言い過ぎなんですけど。
(卯)
紙の本
胸に来る
2015/10/31 21:36
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投稿者:スイ - この投稿者のレビュー一覧を見る
人の心を読む超能力を持って生まれたがために望まずして人を傷つけ人に傷つけられる人生を送ってきた琴浦さん。そのためにわざと無愛想に振る舞い周囲と距離を取ってきたのだがクラスメイトの真鍋義久やESP研の御船・室戸らと交流していくうちに明るさを取り戻していく。こういう孤独のなか感情を表に出せずにいたけれども本当は人のことが好きで、不器用ながらも友人を得ていくストーリーって大好きです。琴浦さんが見せる繊細さや意外にもというかドン臭いところがとても可愛らしかったです。