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商品説明
多くの人にとって、家族、友人、恋人との思い出なつかしい夏の浜辺。しかし、この夏の風物詩の歴史は意外に浅い。西洋文明の移入に従って奨励されてから、戦前期までの海水浴の紆余曲折をたどる。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
畔柳 昭雄
- 略歴
- 〈畔柳昭雄〉1952年三重県生まれ。日本大学大学院理工学研究科建築学専攻博士課程修了。同大学理工学部教授。専攻・海洋建築工学。工学博士。共著に「都市の水辺と人間行動」「アジアの水辺空間」など。
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書店員レビュー
そういえば海水浴の...
ジュンク堂書店池袋本店さん
そういえば海水浴の歴史についての本は見た覚えがない。あまりにありふれた習俗であるがゆえに誰もあらためて研究しようと思わなかったのだろうか。
著者は建築学において海の家を研究(これもまた建築学においても珍しい研究であったらしいが)してゆくうちに、海水浴の起源についても興味を持ち始めたら、実はあまり研究されていないことがわかったとのこと。近代になるまでは湯治や武芸の一環としてのみ存在していた「うみみずゆあみ」が、「かいすいよく」としてレジャー化してゆく過程を詳細に記述。図版もあり、懐かしくもわくわくする本だ。
新しい視点で書かれた本は、私たち書店員にとっては分類しづらく売るのが難しいが、読者にとっては存外に面白かったりするものだ。皆様がこの大変興味深い本を店頭で発見できますように。ああ、海に行きたくなってきた。
池袋本店 人文書担当 長谷川