定本俺節 上

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２０年以上ぶり…？あの『俺節』が、遂に新装版として太田出版さんから発刊されることになったのは、本当にうれしい出来事！僕が土田世紀氏と初めて一緒にやった作品。ああ、津軽取材旅行で、まだ旅館をやっていた頃の「斜陽館」に一緒に泊ったなぁ、！！とか、いい想い出も、泣きそうな想い出も、すべて懐かしい。…で、改めて読んでみたら、意外とストーリーを覚えてなくて（ｗ）、「この先どうなるんだっけ？」とかドキドキしたりして、正直、かな～り楽しめました！！そして、面白い！！傑作！！！　連載当時は、いつも時間切れで「ああ、もっと出来たのに！」と毎週思いましたが、"演歌”の分かるお年頃になったかたらでしょうかね…ｗｗ

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んな事ぁどっちでもいいんだ！！
お客さんにウケなかった、それだけだろう！！
おめえな・・若僧・・
金もらって歌うってコトが、わかっちゃいねえよ。(p.194)

暗号・・みてえなモンだろうな。
一言で百が伝わっちまうのさ。
演歌って・・暗号だよな・・きっと。(p.334)