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商品説明
2011年2月公開映画「あしたのジョー」で、肉体と魂を捧げて丹下段平を演じた香川照之。希代の演技派俳優であり、無類のボクシングマニアが綴る、涙と感動の撮影日誌。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
香川 照之
- 略歴
- 〈香川照之〉1965年生まれ。東京都出身。89年俳優デビュー。NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」、大河ドラマ「龍馬伝」などに出演。「日本魅録」でキネマ旬報読者賞受賞。
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書店員レビュー
黒書店員は格闘技に...
MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店さん
黒書店員は格闘技に無関心である。サッカーと映画目的に加入したWOWOWのボクシング中継もジョー小泉のキツいダジャレと香川照之の過剰なCMだけ楽しんだ。その香川が丹下段平を演る?マジで?
本書で述懐する香川のあくまで淡々とした分析的(或いはオタク的)文章とそこに描かれる役者のボンクラ魂ぶりの落差がまずいい。序章で「あしたのジョー」を容認しなかった理由を明記しつつ、周囲の熱意と原作の妖気にあてられズブズブ堕ちていく様が何とも言えぬ。
ある世代にとってまさしくバイブルであるゆえに、演じる役者への注文と羨望もひとしおである。「龍馬伝」撮影中の福山雅治や飲み会での佐藤浩市、豊川悦司の壊れっぷりが最高である。頭をボコボコにしろ?歯を抜け?西のうどんのシーン?豚のシーン(少年院脱走時のことか)?無茶言う。白木葉子を誰が演るかであの辰吉が当てちまうのもすごいが。とかくバカ騒ぎが収まらぬ。
諦念と覚悟でリアル段平に全てを捧げ尽くす慢性拳闘症・香川照之の「あしたはどっちだ!?」(笑)そりゃ治るわけないわな。
MJ梅田店 黒書店員 D