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鉄道ひとり旅ふたり旅 5(2011January) 冬の北帰行/女ふたりの「駅弁旅」北陸線 (エイムック)
巻頭特集は、新幹線の延伸などにより話題沸騰中の東北。また鉄道文化の一つ、多くの人に愛されてきた駅弁の魅力に注目します。【「TRC MARC」の商品解説】
鉄道ひとり旅ふたり旅 5(2011January) 冬の北帰行/女ふたりの「駅弁旅」北陸線 (エイムック)
鉄道ひとり旅ふたり旅5
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北へ向かう列車たち 12時間40分の至福 寝台特急「あけぼの」!
2011/02/02 14:52
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつも立ち寄る本屋さんで、あれこれ立ち読みしながら、店内を歩き回っていたときに見つけた一冊。立ち読みしてこれは欲しいと思いました。しっかり雑誌名を覚えておいて、オンライン書店ビーケーワンで注文しました。(^-^)
『雪の鳴く音は聞いたことがあるだろうか。氷点下の雪道で歌を歌えば、雪は「きゅっ、きゅっ」と相槌を打つ。
ダイヤモンドダストを見たことがあるだろうか。日の光を浴びて、深呼吸すれば、空気は宝石のように輝く。
寒い季節に寒い地方を旅すると、土地の素顔に出会うことができる。』
編集長の芦田伸さんの言葉にまずはぐぐぐっと心をつかまれました。
鉄道の魅力がたくさんつまった一冊、特集は「いまが旬!! 冬の北紀行」。寒い季節に寒い地方を旅する…、これがピンときました。
いい企画です。
表紙の写真、雪景色の中を走る鉄道にロマンを感じてしまいますねぇ。
宮沢賢治の「銀河鉄道」を追ってみたり、
絶景車窓ランキング50の発表があったり、
鉄道旅には欠かせない駅弁特集があったり…。
その中でも私が一番心ひかれたのは~北へ向かう列車たち12時間40分の至福 寝台特急「あけぼの」で北の大地へ~の特集です。
文・イラスト・写真の吉永直子さんは言います。「列車に乗り、ただただ車窓を眺めているのが大好き。」わぁ~すてき!
で、「あけぼの」は上野発青森着の寝台特急で、女性専用の「レディースゴロンとシート」があるのだそうです。「ゴロンとシート」??私は初めて知りましたが、これは寝具を装備しないかわりに寝台料金がいらない「あけぼの」専用の開放B寝台車なのだそうです。八両編成のうち最後尾の1号車が女性専用だそうで、聞くだけもなんだかわくわくしてきませんか?東北地方は未踏なので、いつかは…という夢も「あけぼの」と共に大きくふくらみます。
読みながら、車窓を流れる北の大地、5時に起床して廊下の窓から夜明けを見続けたその充実した時間に想いを馳せます。途中で買った(電話予約で電車まで届けてくれる)駅弁も美味しそうだったなぁ。「あけぼの」の乗客は旅行客というよりは北へ帰る人が多かったそうですよ。耳に入る地方の言葉も、旅行の醍醐味をさらに深めるというもんです。
寝る前にぱらぱら見ていると、そのまま北への夢特急に乗れる確率、すこぶる高いです。しばらくは抱いて寝そうです。(^-^)