ラブ・ケミストリー

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どんなに複雑な物質であっても、瞬時に合成ルートを編み出す能力を持つ大学院生・藤村桂一郎。ところが彼は研究室にやってきた新人秘書・真下美綾にひと目惚れし、能力を失ってスランプに陥ってしまう。そんなある日、カロンと名乗る黒衣の妖女が「キミの能力を取り戻してあげる」と現れ、美綾への告白を迫るが…。東大で理系草食男子が巻き起こす前代未聞のラブコメ&ミステリー。東大卒の著者が描く“日常系コメディ”登場!天才的化学センスをもつ藤村桂一郎は、初恋によってスランプに!突然現れた死神・カロンに振り回され、超オクテの草食男子はどこへ行く!?2011年第9回『このミス』大賞優秀賞受賞作（「ＢＯＯＫ」データベースより）

「もやしもん」みたいな世界かと思ってたらちょっと違ってた。
しっかしラストでカロンがなんでもかんでもうまくまとめちゃうのには拍子抜け。
こういうオチの付け方なら、そりゃあいくらでも風呂敷広げられるよなー。
最後にびっくりさせようと思っていたのであろう、謎の〈わたし〉の正体。
それも早々わかっちゃったし。
ミステリとしてもイマイチだなぁ。
「このミス」ははずれ率が高い・・・。
でもカスヤナガトさんの表紙に惹かれてジャケ買いする人が多そうだ。

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２０１１年２４冊目
舞台は東京大学農学部。有機化学オタクの初恋を死神がうんちゃらこうちゃらするというお話。
死神の設定はなんだかありがちだけど、理系院生の生活スタイルと有機化学に関する実験描写のマニアックさは面白い。（個人的には有機の実験はほぼわかん無い、まだ、生物系のほうがまし、だけど面白い）

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内容（「BOOK」データベースより）
どんなに複雑な物質であっても、瞬時に合成ルートを編み出す能力を持つ大学院生・藤村桂一郎。ところが彼は研究室にやってきた新人秘書・真下美綾にひと目惚れし、能力を失ってスランプに陥ってしまう。そんなある日、カロンと名乗る黒衣の妖女が「キミの能力を取り戻してあげる」と現れ、美綾への告白を迫るが…。東大で理系草食男子が巻き起こす前代未聞のラブコメ&ミステリー。東大卒の著者が描く“日常系コメディ”登場!天才的化学センスをもつ藤村桂一郎は、初恋によってスランプに!突然現れた死神・カロンに振り回され、超オクテの草食男子はどこへ行く!?2011年第9回『このミス』大賞優秀賞受賞作。

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合成系の人が書いたライトノベル。

私の大学の研究室もこんなところでした
と言えるくらいリアルです。

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表紙買い？
カスヤナガトさんだったからね。この人の表紙絵、好き。

読み進めながら『どこがミステリー…？』
私はてっきり岩舘さんだと思ってたよ。

どんでん返しがある訳じゃないけど、すらすらっと、楽しく読めました。

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帯のコピーは
「東大理系草食男子が巻き起こす前代未聞のラブコメ＆ミステリー」
主人公は何も巻き起こしてないし、ラブでコメも疑問だが、なによりミステリーなのか？？

有機合成の研究室が舞台。売りはこれ。

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本として不完全なところもある気がするが・・・。
有機化学が懐かしい。「あーわかるわかる！」という場面がたくさんあった。

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ついに東大ドタバタ小説がきた！まぁ内容は薄いけれど、自分の知ってる場所が舞台だと想像しやすくて面白いですね。農学部の人が読むとさらに面白いんでしょうが。全合成かっこいい。

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どんなに複雑な物質であっても、瞬時に合成ルートを編み出す能力を持つ大学院生・藤村桂一郎。ところが彼は研究室にやってきた新人秘書・真下美綾にひと目惚れし、能力を失ってスランプに陥ってしまう。そんなある日、カロンと名乗る黒衣の妖女が「キミの能力を取り戻してあげる」と現れ、美綾への告白を迫るが…。東大で理系草食男子が巻き起こす前代未聞のラブコメ&ミステリー。東大卒の著者が描く“日常系コメディ”登場!天才的化学センスをもつ藤村桂一郎は、初恋によってスランプに!突然現れた死神・カロンに振り回され、超オクテの草食男子はどこへ行く!?2011年第9回『このミス』大賞優秀賞受賞作。


根っからの“文系”のわたしには、前半の化学な部分において、やや「???」なヶ所があったし、草食系男子もニガテ、オカルトちっくな(本作の場合はファンタジーとも受け取れるが･･･)のもちょっと･･･と、
『だったら読まなきゃいいぢゃないか!!!』との声も聞こえてきそうだが、『このミス』関連ははずしたくないのと、表紙のかわいらしさで読み始めたのだが、最終的には結構楽しめた。

とりあえずは次作も読んでみたいと感じられたので、
楽しみに待ちたい。

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ミステリーとか言ってますけれど、要はラブコメです。
死神が来て、色々ちょっかい出しながら驚愕の、というか些か辟易する結末に向かいます。

有機化学のうんちくは面白いと思うけれど、ちょっとなぁ。

「このミス」の優秀賞かなんからしいけれど、この賞の性質上、ライトノベルチックなのが多いのかな。それは別に悪くはないけれど

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イラストと、東大の有機化学研究室が舞台と言う設定に期待を最大限膨らませて一気読み。
どんでん返しの意図、隠されたその人も序盤で勘づいてしまったし、ラストはそれでいいのか…？というなんとも言えない無理矢理なハッピーエンドがどうしても解せない。
あまりにリアルな実験や学生生活の描写が素晴らしいのに、ラストが勿体無さ過ぎる…。

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二番煎じ×二番煎じの割には面白かった！意外。さくさく読めました。なんでこのミスなのかは分かんないけど。少年誌にありがちなラブコメ。しかし真下さんには失礼過ぎる話だ。そんなところも少年誌風。

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前々から気になっていた作品。
東大で全合成の研究をしている主人公の物語。
ご都合主義でベタベタな内容ではあるけれど、さっくりと読めるライトノベルの様な作品でした。

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こちらも「このミス」大賞受賞作品。この賞にしては
かなり軽めのラブコメ風の作品で、ややライトノベル風な
雰囲気もありますが、商業的には伸びそうな気配w。
舞台は東大農学部に於けるバリバリの有機化学室。
偏差値はメチャ高いけど恋愛偏差値は全くない、草食...
いや絶食系男子のラブストーリーです。なーんとなくですが
森見作品っぽくもあるし、昨今の売れてる小説の傾向から見ても
当たってしまうのでは...? と思わせます。

水準以上のものはあるんでしょうが、流石に
いい歳をしたヒネクレ者のオッサンを揺らすには
これでは物足りなかったです。断章で展開される死神と
謎の依頼者の会話は今作のミステリ的パートの伏線かつ、
要な部分ですが、あからさまで...流石にバレバレすぎましたかね。
その分ラストの超絶な帳尻合わせが余りにもご都合すぎて
ちょっとヒク位ですw。

とは言え割と万人向けの受賞作ってのもアリだと思うし、
今後、得意な知識を活かしてのオリジナリティのある
方向に進めばもっと面白いミステリを読ませてくれそうな
予感もする作家さんかもです。

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ミステリーというより、ラブコメ色が強いです。
伊坂さん、森見さんっぽい感じも否めないのですが、両者が好きなので、コラボってことで(笑)
文系女子なので、研究漬けの日々を送る理系男子の世界って、未知の世界なんですけど、楽しそうだなと思える作品でした。