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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2011/05/13
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/253p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-216936-3

紙の本

猫とあほんだら

著者 町田 康 (著)

突如として引っ越しをしようと思ってしまった。物件を見に行ったら玄関の庇の下で二匹の子猫がふるえていた。掌に載るくらいに小さな、子猫であった。写真と文章で綴るキュートでパン...

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猫とあほんだら

税込 1,760 16pt

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商品説明

突如として引っ越しをしようと思ってしまった。物件を見に行ったら玄関の庇の下で二匹の子猫がふるえていた。掌に載るくらいに小さな、子猫であった。写真と文章で綴るキュートでパンクな日々の記録。【「BOOK」データベースの商品解説】

突如として引っ越しをしようと思ってしまった。物件を見に行ったら、玄関の庇の下で2匹の子猫がふるえていた…。写真と文章で綴る、キュートでパンクな日々の記録。『FRaU』『Grazia』連載を一部改稿して単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

泣いて笑って喧嘩して生きている。突如として引っ越しをしようと思ってしまった。物件を見に行ったら玄関の庇の下で二匹の子猫がふるえていた。掌に載るくらいに小さな、子猫であった。写真と文章で綴るキュートでパンクな日々の記録。【商品解説】

著者紹介

町田 康

略歴
〈町田康〉1962年大阪府生まれ。作家、歌手、詩人。「くっすん大黒」でドゥマゴ文学賞、野間文芸新人賞、「きれぎれ」で芥川賞、「権現の踊り子」で川端康成文学賞を受賞。

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みんなの評価3.9

評価内訳

紙の本

暴走の中に癒しが。破滅の中に真実が。すごい作家だと思う。これしか読んでいないけど。

2011/08/10 16:31

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きゃべつちょうちょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

町田 康が猫のエッセイをいくつか上梓していたことはおぼろげに知っていた。
しかし、女性誌に連載を持っていたとは知らなかった!
町田 康とは、男子が読むべき本を書く人なのではないかと勝手に思い込んでいた。
しかし「猫とあほんだら」では、お茶目な、サービス精神旺盛の、それでいて繊細な、
とにかくおもしろい町田 康にお目にかかれる。(ほかの本でもそうなのかもしれないが)
ずっとフルネームで通すのもなんだか疲れるのでここからは町田と呼ぶことにする。

町田は結果的にいえば、いま十頭の猫と暮らしながら生きている。
十頭なんて書くと、猫というよりけもの色が濃厚になってくるが、
本人が、けもの感を出したいためにこの表記をしているのだろうと推察する。
猫はけものなのだ。五感をフルにつかって、よっつの足で大地を歩く。
町田の猫に対するスタンスが、ただの甘やかしではない、
猫を、獣性を持った生きものと冷静にとらえているのだ、と
そして時には敬意も示す。生きているものどうしとして。そんなふうに伝わってくる。
十頭、という表記によって。

このエッセイが始まる時点では、
自宅に二頭がいて、仕事場では六頭の猫をボランティアから預かっていた。
自宅の二頭は、むろん町田の意志により正規に飼われている猫たちで、
ボランティアから預かっているというのは、
『保健所に処分を依頼する人や、虐待する人、野良猫に餌をばらまき、
無暗に子を産ませて猫の数を増やす人などが多いため、
ボランティアの人は常時、抱えきれぬほどの猫を抱え、もはや飽和状態』
なのだそうで、やむにやまれずその一部を預かっているということらしい。
そして、預かり中の猫たちはいわゆる里親募集中なのだが、
病気であったり、もうすでに子猫ではないために引き取り手が見込めそうにない。
おそらく自動的に町田の猫になるのは時間の問題、といったところであった。
仕事場の猫たちは、心に深い傷を負っている者もあり、なにしろ病弱なので、
自宅の猫たちとは一緒に暮らせない状況だった。
しかし、町田は伊豆半島にいまより広い自宅を探して、
部屋を隔ててすべての猫たちと暮らす野望を持っていた。
そして、物件を探しに行ったそのさきで、またしても運命の出会いを果たしてしまう。
それはふたり(二頭と書くにはあまりに可憐すぎる)の、身寄り亡き猫たち。
生後一か月半ていどの、ちっちゃな、あったかい生命力の塊だったのだ。
これに出会ったがさいご、よほどの事情があるか、猫ぎらいであるかしない場合は
見つけた人が連れて帰ることを真剣に検討せざるを得ないだろう。
子猫というのはそういった生きものなのである。
町田の場合、一、これからさらに物件を見て回らなくてはいけない
二、今夜は伊豆半島内のホテルに宿泊しなければならない(ペット不可)
といったたいへんな事情があるにもかかわらず、猫を連れ帰ることになった。
こうなったのは、町田の心が揺らいだせいもあるが、
おおかたは、一緒に物件を見て回っていた町田の妻のつよい意志によるものである。
これまで町田家にきた猫たちのいずれも、身寄り亡き猫なのであった。

さて色々な諸事情をなんとかクリアし、伊豆半島で出会った猫たちは
無事に町田の自宅へ運び込まれ、獣医にも早速行くことができた。
シャンティーとパンク、略してシャンパンのふたりは、
発見当時、片目があかないくらいに潰れていたが、現在ではお眼々ぱっちりである。
あらたに増えた家族のために、町田は迅速に伊豆半島内に物件をみつけたのであった。
そして、離れに建っていたアトリエふうの建物を猫たちの部屋に改装しようと試みる。
しかしDIY作戦はうまくいかず、結局は業者に頼むことになり、
町田は、莫大な借金を負うことになるのだった・・・・・・。

ときどき入る猫のスナップがとても愛らしい。
勢いよくながれていく文章の、ユーモアたっぷりなことといったら。
暴走の中の癒し、破滅の中の真実といったら。(意味不明である)
とくにシャンパンを発見し、その日をどう過ごすのかの顛末は白眉である。
とても真剣でいながら、茶目っ気を出してへらへら見せるところはたまらない。
そして預かっていた猫たちのうちの、ひとりが命を落としたとき。
涙がとまらないと書かれたページは、読む者の涙もさそうに違いない。
町田さん(いきなりさんづけ)は、すごい人なのであった。

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2011/11/13 12:56

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2011/05/28 12:39

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