「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
紙の本
トレードの教典 メンタル強化 チャート読解 損失管理 (ウィザードブックシリーズ)
著者 ジョッシュ・リュークマン (著),長尾 慎太郎 (監修),鈴木 敏昭 (訳)
トレーダーとして成功する条件をセルサイドの視点から解説。リスクコントロールの概念、形成されつつあるトレンドの発見のしかた、ファンダメンタル分析とテクニカル分析の組み合わせ...
トレードの教典 メンタル強化 チャート読解 損失管理 (ウィザードブックシリーズ)
トレードの教典 ──メンタル強化 チャート読解 損失管理
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
トレーダーとして成功する条件をセルサイドの視点から解説。リスクコントロールの概念、形成されつつあるトレンドの発見のしかた、ファンダメンタル分析とテクニカル分析の組み合わせ、心理をコントロールする方法などを説明。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
ジョッシュ・リュークマン
- 略歴
- 〈ジョッシュ・リュークマン〉バッファー・パートナーズを経て、モルガン・スタンレー・ディーン・ウィッターの機関マーケットメーカーで、ナスダックのハイテク株を専門に扱っている。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
マーケットメーカーのセルサイド
2011/07/20 21:54
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:リーマン・シスターズ - この投稿者のレビュー一覧を見る
売りが先か、買いが先かの「ニワトリ・たまご」の答は一つだ。
そもそも企業が上場しないことには始まらないからだ。
ではいったい、これから上昇するに違いないその株を買うのは誰か。
ファンダもチャートも先高必至なのに、売買が成立するのはどうしたことか。なぜ売り手がいるのか。売り手ありきだけでは説明がつかない。
ここら辺の謎は思いもよらないところであろう。
そこで本書の登場だ。マーケットメーカーでもある著者がその秘密のヒントを与えてくれる。プロはなんと忠実に、そして頻繁に基本に戻るかを、まのあたりにした。
その裏にはプロもおうおうにして、素人並みの過ちを犯すことを著者は明かしている。「最初に間違えたポジションの方向を変えることができない」という「大手証券のマーケットメーカー」の具体例には特に驚かされた。話は米国のトレーダーのことであることが、さらに目を釘付けにした。
「(トレーダーにとって大切な事は)正しいことよりも稼ぐこと」であり「真に重要なのは、自分ではなく市場の見解であることを忘れてはならない」という。米国であろうと、プロであろうと守るべき基本は素人や個人と変わらないのだと再確認できる。間違うプロセスも驚くほど似ていることに気づかされる。違いは資金量とセルサイドに立つ機会が多いこと。これが決定的な違いであることに行間より気づかされる一冊であった。