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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2008.12
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波文庫
  • サイズ:15cm/424p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-00-331022-5
文庫

紙の本

福翁自伝 新訂 改版 (岩波文庫)

著者 福沢 諭吉 (著),富田 正文 (校訂)

福翁自伝 新訂 改版 (岩波文庫)

税込 1,276 11pt

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みんなのレビュー71件

みんなの評価4.3

評価内訳

紙の本

これを読むと、福沢諭吉という人は、ほんと何もしてないという感じがする

2002/11/09 01:07

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くるぶし - この投稿者のレビュー一覧を見る

 これを読むと、福沢諭吉という人は、ほんと何もしてないという感じである。それも意志的に何もしない。明治維新の前後を生きた人だから、その間にはすごぶる事件という事件があったはずだけど、まず事件あるところに福沢なし。けれど、どこか辺境の山奥に篭っていた訳でもないのだから、それどころかおよそ時代の最先端のところにずっといたのだから、これは奇妙である。今読んでも、そうなのだから、当時もそう思われた。これはほとんど、その言い訳のような本である。
 この本を読むと、福沢諭吉という人はまるで偉くないような気がしてくる。自伝だから、自分で自分のことを著しているので、ことさらに謙遜しようと思えばできないことはないが、彼は自慢だってしてる。それも、ほとんど飲み屋の気のいいおやじのような自慢みたいで、稚気に飛んでいて、ほとんどばかばかしくって好きだ。アメリカで15歳の女の子と一緒に写真を撮ってそれを自慢したとか、ロシア人に「日本に帰るな、ロシアにいてデッカイことやれ」とスカウトされた話とか、子供の頃から酒には底なしだとか、洋書を読んで実験がしたくてしたくてたまらない、馬のひづめからアンモニアと作ろうとしたら、これが臭くて臭くてたまらない、近所からも文句が出るから、小舟を借りて実験器具を積み込みそこで実験、川岸から臭いと叱られれば舟を河上へ、河上で臭いと罵られれば舟を川下へ、とまあこういうバカなことばかり書いてある。最後のくだりを「感心な実験精神の現れ」と感動してみせる人がどこかのサイトにいたが、福沢諭吉を最初から偉いとおもって読みにかかるからそうなるのであって、虚心に読むならここは笑うところだ。むしろむやみに有り難がるのは、福翁の意に叶わぬところだろう。虚心に読むなら、ここもかしこも笑うところである。
 事実、歴史を何か英雄の引き起こした事件の連なりみたいに考えることを、福沢諭吉はそこかしこでしっかりと戒めてる(たとえば『文明論之概略』)。
 さて慶應義塾というのは福沢諭吉が興した学校だが、それが三田に越す経緯というのが、福沢が病後で、神経過敏になってるのか気のせいなのか、とにかくなんだかいやな臭いがする。それで引っ越そう、福沢先生が引っ越すなら、塾も引っ越そうではないか、というのが事の始まり。アンモニアの小舟と同じに、要するに「臭い」のせいである。

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紙の本

福翁自伝

2008/02/03 14:53

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:helmet-books - この投稿者のレビュー一覧を見る

僕は今年で24歳なのだが、
これを24歳で読めたのは、かなりよかったように思う。
小さくまとまっていた自分が恥ずかしくなった。

内容は福沢諭吉が速記者を前に、
口述した彼の人生の話。

鎖国時代の、尊王攘夷を唱えていた時代に、
海外に渡り、開国の為に尽くしていたこと。

開国主義を唱えることは、命をも狙われるということを意味するのだが、
それでも時代の維新にかけられる人の潔さ。

慶応義塾を設立し、改革的教育スタイルで、
人を驚かせ、結果多くの人に感謝されたこと。

あの時代に居たであろう、
勝海舟や徳川家なんか比ではない程大きい人だと感じた。

粗暴な感じの少年時代だったようだが、
その時代、兄に語った彼の夢というのが、

「日本一の大金持ちになって思うさま金を使うてみようと思います。」
ということだった。

やはり日本貨幣の象徴、
YENの一万円札を飾れるのをコノ人しか居ないと思った。

helmet-books

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紙の本

負けん気の強い福沢。

2019/05/10 09:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:浦辺 登 - この投稿者のレビュー一覧を見る

随分と昔、本書を読んだ記憶がある。しかし、記憶ほど、いい加減なものはないので、再読に及んだ次第。
 また、読み返したいと思った一番の要因は、萬行寺(福岡市博多区)に遺る福沢の書簡を目にしたからだった。なぜ、浄土真宗の寺院に福沢の手紙が遺っているのか。あて先の七里恒順という住職と福沢とは、どんな関係だったのか。
 福沢は言わずとしれた慶應義塾大学の創立者。様々な評伝も出ているので、いちいち紹介する手間も不要。しかしながら、この七里恒順という人物に限っては、浄土真宗の関係者、信徒においても、その認知度は高くないのではと思われる。
 七里恒順は浄土真宗の寺院の息子として越後(新潟県)に生まれた。その後、各地の寺を巡りながら修行を続けた。その過程で豊前中津(大分県中津市)の寺だった。ここで、青年期の福沢と知り合う。本書にも述べられているが、福沢の実母は敬虔な真宗信徒。精神に異常をきたした乞食の女性を自宅に引き入れては、髪をすいて虱をとる。その虱退治を福沢は手伝わされる。その面倒くさい作業が終わると、福沢の母はその乞食に食事を与える。まるで、そのことが功徳を積むかのように。
 本書には記されていないが、この時、実は七里恒順と出会い、論争を繰り返していた。七里は博多の萬行寺の住職になってからも、地域の人々から崇められるほど徳の高い坊さんだった。その言行禄を読むと、まるで禅宗の坊主との禅問答をするかのような事々が述べられている。これでは、いかな福沢でも論破されていたことがわかる。七里と福沢との論争については、記録が残されていると言う。これは、浄土真宗関係者では既知の事なのかは、知らない。
 福沢が自伝の中で七里の事を記していないのは、よほど、論争の件が悔しかったということであり、論破されたということではないか。
 福沢の自伝を読み返し、福沢と言う人物が負けん気の強い人であるのは再認識された。やはり、こうでなければ、あの時代を乗り切ることはできなかったであろう。

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紙の本

型破りの自伝

2014/01/10 20:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かいちょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

後述した内容を速記で記述し、それに手を入れたということですから、内容が読みやすいのは当然なのですが...

同じような調子のものでは、フランクリンの自伝(これも岩波文庫にあり)もこんな感じで読めます。もっともこちらは本人が記述したものですが。

調子はいいのですが、やはり幕末に洋学をやっていたということで命を付けねらわれる危険性を感じたり、幕府側も倒幕側も結局は攘夷論者の集まり、明治政府になってからも結局は序列主義、ということで野に身をおくという考えなど、いろいろとその当時の雰囲気を感じさせられるところがあります。

巻末に年表と著作一覧があるのですが、「脱亜論」(もっともこれは福沢諭吉自身の著作ではないという説もありますが)が明治十八年のところにないのは岩波書店らしくて笑いました。

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2005/01/30 18:29

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2005/09/22 21:04

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2006/08/02 01:22

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2007/01/30 01:57

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2007/04/29 11:15

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2008/06/24 01:26

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2008/08/27 01:10

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2008/12/31 16:35

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2009/03/17 07:59

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2009/07/24 21:13

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