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投稿者:マレ山 - この投稿者のレビュー一覧を見る
どろ高がおもしろかったので他も読んでみたいと思い購入。
ギャグやコメディとは全く正反対のシリアスな話が多く驚きました。
絵が美しい。
電子書籍
短編集
2024/01/21 22:19
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投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり。
紙版には収録されていない「わたしと、家」が良かったです。
「四年目」は住人皆殺しにして金品奪っていくなら4年もかけて信頼得る必要ないんじゃないのw
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アルカナで読んで好きだった“志能便の手”が入っていて嬉しい。
他の話では“外天の暁”、“切望の娘”が好みだった。
十編どれもが全く印象の異なる話になっているのはさすがだと思うが前回の短編集よりインパクトは少ないかな…という印象。
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変則的な話が多いです。ページ数の問題かな?
好きなのは「文字屋かわほり」と「こゆび姫」。特に「こゆび姫」は変則が行き過ぎてて心鷲掴みされたわ…
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前回の短編集が面白かったので今回も購入。
表題作は「いやそこから恋のメロディを奏でろよ!」と思ったけど、カバー裏のおまけまんがを読んで納得した。うんこれは無理だわ。この時代差の男女観の違いはもう溝っていうか崖レベルだわ。結局ゆり子はどこかの特殊能力者なんだろうか。キャラクターが勝手に動いたというか、話がまとめられなかった感じはする。
一番好きなのは作者自ら地味と呼ばれた「四年目」。確かに地味だけど好きなんだよ、ラストがどちらの家族を裏切ったのか解釈分かれるところとか。「切望の娘」は(ぱっと調べた限り)架空の国が舞台なので、ラファエルは別の名前にしてほしかったかな。「こゆび姫」はなんか好き、なんか。
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コメディーからシリアスまでぎっしりです。
「四年目」という作品には思わずゾクっとさせられました。こわい。
個人的にうひゃーっとなったのは「不器用の作法」と「文字屋かわほり」。
「不器用の作法」は男子高校生が作法に奮闘する話で、どたばたする感じがかわいくてよかった!男子高校生かわいいです。
「文字屋かわほり」はちょっと不思議な話です。
スーッと通るような雰囲気とオチが素敵だと思いました。
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D.キッサンの前作の短編集が良かったので、買い求めたもの。他人の妄想のなかは靄がかっているものだな、と感じる。絵の線の細さも相まっての印象かもしれんが。亀井高秀先生の「天使の化石」に雰囲気が似ているな。
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装丁いいなーと。装幀は新上ヒロシ(ナルティス)さんだそうです。発想が豊かだと思いました。へー、と。短編集だから急ぎ足ではあるけれど、どれもきちんとまとまっていて、けれど、新鮮な。どこか懐かしめな雰囲気。
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まあこれもおしゃれぶりたいなら最適。
表題作のアイデアに負けた。
いまはこれがゼロサムに載ってるのかー、と思うと感慨深いものが。
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キッサン先生の作るキャラクターには非常に魅力があると思う。
お話も短編で終わらせるのがもったいないような、スケールの大きいものが多い。
表題作の「ゆり子には内緒」は、想像していたよりもずっと不思議な話だった。一回読んだだけじゃ分からなかった。
宗教的な部分も、日常的な話も、ファンタジックな要素も様々な作風が楽しめる人だな、という印象。
「をちこち」や「どろこう」とは少し雰囲気が違うかも。
わたしは「こゆび姫」が一番好きでした。
短いけれど、ギュッと切なさとかおっさん萌え要素が詰まっている。
田舎の少年少女の話も青春で良いなぁ。
とにかく良い短編集でした。
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初めて知った作家だが、めっけもんだと大喜び。
ゆり子には内緒 ◇みょうちきりんなSFの話。
外天の暁 ◇人形が時を止めてまた動かす。
文字屋かわほり ◇「美しひ」
四年目
志能便の手
ENGIメーカー
不器用の作法
ゴマとマメ ◇これはいい話。
切望の娘 ◇美しい線の中で157Pが。
こゆび姫 ◇なんせ 私 あなたのコレだもん。
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Dキッサンのセンスが光る短編集
文句なしの良作です
強いて言うならタイトルにもなった「ゆり子には内緒」の続編が読みたいかな!
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ずいぶん、久しぶりにD・キッサンよんだ。オカルト、古典、不思議系の話。
黒すぎる人間の性(サガ)とドロ校で慣れ親しんだ絵が、不思議な感覚で融合する。劇中劇となっている「ゆり子~」はまだ理解不能だ。
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表情が見えず、指に被る形で入るタイトルがとても秀逸なカバーデザインです。よく見れば背景が時計で、本編を読了後ならさらにその意味が分かる仕掛けとは。しかし、私の好みの話は表題作ではなく、外天の暁とゴマとマメでした。ゴマとマメの方言っぷりが本当たまらない!あと、文字屋かわほりと切望の娘の作画の雰囲気がとても好みです。トーンを使わずに表現された世界がいい。切望の娘の線にデジャビュを感じたと思ったらハイテックやシグノを使ってるとのことで大いに納得してしまいました。この線の細さとざらつきは確かに!