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紙の本
障害者の経済学 増補改訂版
著者 中島 隆信 (著)
【日経・経済図書文化賞(第49回)】さまざまな矛盾を抱えている障害者福祉を経済学の冷静な視点から見つめ、障害者の本当の幸せを考える。新たな現場取材により障害者就労の章を書...
障害者の経済学 増補改訂版
障害者の経済学(増補改訂版)
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商品説明
【日経・経済図書文化賞(第49回)】さまざまな矛盾を抱えている障害者福祉を経済学の冷静な視点から見つめ、障害者の本当の幸せを考える。新たな現場取材により障害者就労の章を書き下ろし、制度改正も反映した増補改訂版。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
中島 隆信
- 略歴
- 〈中島隆信〉1960年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。同大学商学部教授。商学博士。著書に「子どもをナメるな」「オバサンの経済学」「これも経済学だ!」など。
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書店員レビュー
本書は2006年に刊...
ジュンク堂書店福岡店さん
本書は2006年に刊行されたものに
新たに取材し書き下ろした障害者就労の現状と課題が追加されている。
障害者という枠組みから脱却した本当の意味での福祉政策を提言している。
自らも障害者の親である著者であるが、
極力当事者意識を排し、冷静にその現状を分析している。
市場経済は生産と消費で成り立っている。
しかし、障害者の多くがその仕組みから離れたところに存在している。
市場経済の歯車の一つになることは、ある意味で自分を切り売りするということでもある。
それは健常者も障害者も同じで、
強みを活かして社会に貢献することで、
市場経済に参加できる。
その可能性を阻んでいるのは健常者の意識であるという。
タブーをつくりすぎることで可能性を潰しているのだ。
著者のいう「人間には必ず相対的に優れたところがある」というのは、
あらゆるタブーや先入観を排除し、
多様な働き方ができる社会、システムをつくることで本当の意味で実証されると思う。
単なる同情論を排し本当の意味で経済に貢献できる障害者のあり方。
それを受け入れる健常者や社会のあり方を本書は提言している。
医学書 坂元
紙の本
障害者として
2012/10/28 17:57
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:シエル - この投稿者のレビュー一覧を見る
障害者になって1年余り。
未だに社会復帰が出来ない中で模索しているが、身体の調子が安定しないどころか次々具合の悪い個所が出て来て加療・通院中の身。
障害が抱える様々問題、ハードルの高さに気付かされて新米の障害者としては一念発起したい所なのだが。
これから社会復帰するに際して押さえておくべきこと、また障害者として出来る事の可能性に挑戦し続けたい。
そして、あわよくば障害者の方々に何か一助をと思わずにいられない本だった。
これから時折、読み返すことになるだろう。