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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2011.10
- 出版社: 洋泉社
- サイズ:21cm/219p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-86248-807-7
紙の本
ジョン・カーペンター 恐怖の倫理 (映画秘宝ディレクターズ・ファイル)
著者 鷲巣 義明 (監修)
長編デビュー作「ダーク・スター」から、最新作「ザ・ウォード/監禁病棟」、さらには短編、脚本、出演作まで、映画、ゲーム、コミックなど様々なジャンルに影響を与えた映画監督ジョ...
ジョン・カーペンター 恐怖の倫理 (映画秘宝ディレクターズ・ファイル)
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商品説明
長編デビュー作「ダーク・スター」から、最新作「ザ・ウォード/監禁病棟」、さらには短編、脚本、出演作まで、映画、ゲーム、コミックなど様々なジャンルに影響を与えた映画監督ジョン・カーペンターの魅力を解析する。【「TRC MARC」の商品解説】
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著者/著名人のレビュー
ジョン・カーペンタ...
ジュンク堂
ジョン・カーペンターは決して映画史的天才ではない。彼によって映画史は大きく更新され得ないし、本人は職人監督に納まる事を是としている。ではなぜ編者・鷲巣義明や黒沢清・鶴田法男がこれほどJCへの愛情を隠さないのか。彼こそがアメリカ映画を継承する王道を行く存在だからである。
JCは「型にはまるのが好き」と述べる。しかしホラー監督のワンパターンの愚は決して犯さない。自分の中の型は人の考えるJC像に迎合させない。尊敬するハワード・ホークス同様様々なジャンルに手を出し、しかも自分の美学を忽せにしない。音楽はいつも自作だし、サイズはシネマスコープに限る。冗漫な大作は作らずあくまで90分前後の作品に仕上げる本物のプロである。
新作「ザ・ウォード」に肩透かしを感じたファンもいるとか。しかし「ゴースト・ハンターズ」や「ザ・スターマン」でもこちらの勝手な期待を裏切ったではないか。ヒッチコックへのオマージュであり、スコセッシなどの駄作への痛烈なアンチテーゼと思えば10年ぶりのメガホンに感謝したい。まずは自作を語る「恐怖の詩学」や鷲巣の「ホラーの逆襲」「恐怖の映画術」を参照してほしい。
黒書店員 D