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- カテゴリ:一般
- 発売日:2011/12/07
- 出版社: さくら舎
- サイズ:19cm/221p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-906732-00-5
読割 50
紙の本
なぜ日本は変われないのか 日本型民主主義の構造
著者 山本 七平 (著)
日本には民主主義の基礎であるべき組織という概念がない。組織は常に目的をもつ。一方家族は自らの崩壊を防ぐことが第一の目的。組織的家族集団の日本が社会変革にどう対処すればよい...
なぜ日本は変われないのか 日本型民主主義の構造
なぜ日本は変われないのか : 日本型民主主義の構造
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商品説明
日本には民主主義の基礎であるべき組織という概念がない。組織は常に目的をもつ。一方家族は自らの崩壊を防ぐことが第一の目的。組織的家族集団の日本が社会変革にどう対処すればよいのかを説く。『歴史と文学』連載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
われわれはいとも簡単に「民主主義」と「全体主義」、「民主制」と「独裁制」といった分類をするが、それには何か根拠があるのか、またそういう分類は成り立つのか。
なぜ「天皇機関説問題」を取りあげるのか。この問題は、単なる言論弾圧事件とはいえない。その背後にあったものは何か。これは、第二次大戦直後の「民主化」時代と一脈通ずるものがある。歴史に終着駅はない。
日本では総政治化と非政治化が13〜15年周期で繰り返されてきた。たとえば、日本人は、明治維新で前の歴史を消し、戦後に戦前の歴史教科書を抹殺してしまった。13~15年周期で変革の動きが起きても、なぜ頓挫してしまうのか。
日本には「個」の組織化である「民主主義」の基礎であるべき組織(システム)という概念がない。組織は常に目的をもつ。一方家族は自らの崩壊を防ぐことが第一の目的である。組織的家族集団の日本は社会変革にどう対処していけばいいのか。【商品解説】
目次
- 第一章 「民主的」か「非民主的」かを超えて
- 第二章 「天皇機関説排撃運動」に見る歴史の繰り返し
- 第三章 十五年周期で循環する日本人の政治意識
- 第四章 変革なき組織的家族社会の深層
著者紹介
山本 七平
- 略歴
- 〈山本七平〉1921〜91年。東京都生まれ。評論家、山本書店店主。イザヤ・ベンダサン名で出版した「日本人とユダヤ人」がベストセラーに。以後、「日本人論」で社会に大きな影響を与えた。
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