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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2011.12
- 出版社: 並木書房
- サイズ:21cm/215p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-89063-284-8
紙の本
坂の上の雲5つの疑問
旅順要塞戦、日本海海戦、秋山兄弟伝、児玉源太郎、奉天大会戦…。日露戦争を描いた歴史小説「坂の上の雲」から5つのエピソードを取り上げ、「司馬遼太郎史観」の実像と虚像を検証す...
坂の上の雲5つの疑問
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商品説明
旅順要塞戦、日本海海戦、秋山兄弟伝、児玉源太郎、奉天大会戦…。日露戦争を描いた歴史小説「坂の上の雲」から5つのエピソードを取り上げ、「司馬遼太郎史観」の実像と虚像を検証する。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
司馬さんファンにも読ませたい
2012/01/25 10:00
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:セケン - この投稿者のレビュー一覧を見る
NHKで3年に渡って「坂の上の雲」が放映され、秋山兄弟と子規を通して日露戦争のことがよくわかった…つもりになっていた。
長編の司馬遼太郎の小説も、テレビの力を借りてなんとか読み通せたし、すっかりイメージはできあがっていた。
そこに真正面から疑問を投げかけたのがこの本だと思う。
ゲームジャーナル??と 申し訳ないが手に取るまでどんな書き方をしているのかとためらいもあった。しかしそれは良い意味で裏切られた。詳細な資料が提示され、押しつけではなく読み手がそれを元に考えられるようなごくまじめな本である。
旅順要塞戦について、日本海海戦の戦法について、秋山兄弟について…
豊富な写真や地図そして作戦の概念図や艦隊の詳細などは、良い意味で「ゲームジャーナル」の本領発揮か?
資料をもとに原作の瑕疵をつくような後味の悪い書き方は全くされていない。
むしろ「坂の上の雲」をもっとよく味わう助けとなるのではないか?
司馬さんファンにも安心してぜひ一読をおすすめしたい。