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- カテゴリ:一般
- 取扱開始日:2012/03/29
- 出版社: 響文社
- サイズ:25cm/122p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-87799-094-7
紙の本
最後のマリア・カラス (音楽写真叢書)
世界中の巨匠と呼ばれる音楽家の写真を撮り続ける木之下晃が捉えた、この上なく美しいマリア・カラスの姿。1974年10月12日のNHKホールでのコンサートの写真などを収録。な...
最後のマリア・カラス (音楽写真叢書)
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商品説明
世界中の巨匠と呼ばれる音楽家の写真を撮り続ける木之下晃が捉えた、この上なく美しいマリア・カラスの姿。1974年10月12日のNHKホールでのコンサートの写真などを収録。なかにし礼による寄稿も掲載。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
木之下 晃
- 略歴
- 〈木之下晃〉1936年長野県生まれ。音楽写真家。日本福祉大学客員教授。著書に「石を聞く肖像」など。
〈なかにし礼〉1938年中国生まれ。作詩家。作家。著書に「世界は俺が回してる」など。
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著者/著名人のレビュー
マリア・カラスこそ...
ジュンク堂
マリア・カラスこそは黒書店員をオペラの魔力に引きずりこんだ張本人である。中学生で53年版「トスカ」の絶唱を耳にして以来イタリアオペラに心底ハマった。カヴァラドッシとの二重唱での尊大な愛らしさ、ラストの絶望感溢れる叫び、最高の指揮者と共演者を得た不世出の名盤である。
しかし数々のスキャンダルや体調不良、声の衰えによるキャンセルでそのピークは短かった。数々の名盤、名演奏も50年代後半から65年までに限定される。ヴィオレッタ、トスカ、ノルマ、メデアなどの当たり役も次第に少なくなる。歌劇場を離れたあとはコンサートや後進の教育に移った。
本書は彼女が最高のパートナー、ディ・ステファノ(前述のカヴァラドッシ役)と来日したコンサート風景の写真集である。過度なプレッシャーから開放され歌を楽しむディーバの豊かな表情と身振りに魅了される。映像に残る彼女の歌唱は確かにその表情や身振りで瞬時に雰囲気が一変した。ハンブルクのコンサートやコヴェントガーデンのトスカなどは現代の歌手を遥かに凌駕する。
もしタイムマシンがあれば間違いなく全盛期のカラスのCastaDiva(ノルマの名アリア)を是非!
黒書店員 D