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紙の本
正直な娘 (小学館文庫)
著者 唯野 未歩子 (著)
「恋人と手をつないで眠りながら、十六歳をむかえた夜。わたしは、世界の終わりの夢をみた」—“わたし=秋子”が所属するグループには五人の女友だちがいる。仕切り屋で優等生の裕子...
正直な娘 (小学館文庫)
正直な娘
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商品説明
「恋人と手をつないで眠りながら、十六歳をむかえた夜。わたしは、世界の終わりの夢をみた」—“わたし=秋子”が所属するグループには五人の女友だちがいる。仕切り屋で優等生の裕子、美人で芸能界入りを目指す栞、ロックファンでイギリス留学を夢見るサチ、元ヤンキーで妊娠してしまう矢野、そして、精神を病んで転校する萌絵。物語は、彼女たちと“なにもかもジャストにフィット”する恋人の岸田くんをめぐって展開する。女優にして映画監督・脚本家そして小説家。多彩な貌を持つ俊英が女子高校生の世界を鮮烈に描いた青春小説+恋愛小説。【「BOOK」データベースの商品解説】
タレント志望の栞、ロックファンでイギリス留学を夢見るサチ、仕切り屋で優等生の裕子、ヤンキーで妊娠してしまう矢野、精神を病んで転校する萌絵。5人の女友だち、そして恋人の岸田くんと送る、「わたし」の青春物語。【「TRC MARC」の商品解説】
青春小説+恋愛小説の傑作、待望の文庫化。
「世界は変えられないと知ったから、わたしは自分のほうを変えることにした」――タレント志望の栞、ロックファンでイギリス留学を夢見るサチ、仕切り屋で優等生の裕子、ヤンキーではからずも妊娠してしまう矢野、そして精神を病んで転校する萌絵。5人の女ともだちと恋人の岸田くんとの交流。「わたし」の15歳から16歳までの青春を、みずみずしい文体で描いた傑作。絶賛を博した長篇小説、初の文庫化。
<思春期の少女の世界を描いたこの作品の、一人称の語り口は綿菓子のようだ。それはティーンエイジの美しさとともに、危うさを想起させる>(井上荒野さん)
<人生のこの時期だけの、誠実さや狡猾さ、臆病さや陽気さ。冒頭を読んだだけで私は嬉しくなってしまった。ああ、健気で厄介な女の子たち!>(江國香織さん)
【編集担当からのおすすめ情報】
<絶望感と甘酸っぱさと>と題した井上荒野さんの解説も読みどころです。【商品解説】
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