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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.4 4件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2012/01/14
  • 出版社: 小学館
  • レーベル: 小学館文庫
  • サイズ:16cm/267p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-09-191339-5
文庫

紙の本

バルバラ異界 3 (小学館文庫)

著者 萩尾 望都 (著)

【日本SF大賞(第27回)】【「TRC MARC」の商品解説】超絶の想像力で未来を暗示する驚異の最終巻 キリヤの母・明美は幼い頃生死をさまよう状態に陥ったキリヤをヨハネ...

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バルバラ異界 3 (小学館文庫)

税込 660 6pt

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紙の本
セット商品

バルバラ異界(小学館文庫) 3巻セット

  • 税込価格:1,98018pt
  • 発送可能日:1~3日

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商品説明

【日本SF大賞(第27回)】【「TRC MARC」の商品解説】

超絶の想像力で未来を暗示する驚異の最終巻

キリヤの母・明美は幼い頃生死をさまよう状態に陥ったキリヤをヨハネに預け、その後「返してもらった」のだと告白する。連続して現実社会に起きる不可解な現象を解くため、時夫とキリヤたちは眠り続ける青羽がいる北海道・遠軽の病院に行くことにする。同じ頃、「青」博士と呼ばれる男も北海道に向かっていた・・・。地球と火星、過去と未来、すべての謎が明かされる衝撃の完結巻!!【商品解説】

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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (3件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

スプーン一杯の希望は、未来を信じる。

2012/01/30 13:28

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きゃべつちょうちょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

生きているものは必ず死ぬし、その死へむかって老いがはじまる。
人間だけが不老不死を手に入れられるはずはないのに、
それに挑戦しつづける男がいた。
歳をとらず、永遠に生きる子どもと暮らすことを願う男。

自分の寿命以上を生きてまで、彼がしたかったのはなんだろう。
ネバーランドをつくりたかったのだろうか。
イギリスの詩人で
魂を宿した肉体という小屋が、たとえぼろぼろになっても、
わたしたちは老いていくことで賢さを手に入れられる。
というような詩を書いた人がいた。
それは諦念もあるが、若くないことを自覚することで、
謙虚になるという意味だったと記憶するが、
不老不死にとりつかれてしまった男は、謙虚を知らなかった。
神の領域にまで手をのばし、懲りずに失敗を繰り返していく。

親族だけが生き延びるなんて、とても寂しいことのように思う。
すべての生物の誕生と死の変遷を、まのあたりにしながら、
自分たちだけが変わらないなんて、どんな気持ちがするだろう。
「ポーの一族」の、背筋が寒くなるほどの孤独を思い出す。

眠りつづける少女の夢は、たべた心臓から太古の記憶を辿り、
100年先の未来へシンクロする。
ことばのいらない、みんながひとつだった世界へ戻ろうとする。
『ことばは、嘘をつくわ。誰も通じあわない。
 人は疑いあい、ことばで傷つけあい、話を切り捨て、
 世界のあちこちで戦争をやってる。
 人はことばなんか、信じてはいないのよ』と彼女は言う。

神は、人間の傲慢さを懲らしめるためにいくつもの言語をばらまいた。
バベルの塔は、完成されるべきだったのだろうか。

人が死ぬとき、最後まで動いているのは心臓だ。
脳死がはじまっていても、心臓はその機能を最後まで果たそうとする。
だから、心臓は色々なことをおぼえているのだろうか。
心臓の記憶が未来へ引き継がれるとしたら、人の意識へ作用するのだろうか。
そして人の意識は未来へ作用する。みた夢が現実となる。
表面の意識だけでなく、無意識も作用するとしたら、どうだろう。
氷山が海に流されていくような、大きな影響を及ぼすことになる。

個人個人の無意識は深いところでつながっているという。

個人の考えが、声をあげなくても世論に反映していると、
納得するような経験は、誰でも一度はあると思うのだけど、
あれも一種の集合意識なのだろうか。

「バルバラ異界」の〈超意識生命体〉の説明には、
自我がきえるから孤独がなくなると書かかれている。
『孤独を消して、全体にかえりたいというのは、
 人間の・・・最後の望みなんだろうな・・・』
夢先案内人は言うが、それが幸福かどうかは、はっきり示さない。

すべてをつなぐキーワードの〈バルバラ〉の正体が浮かび上がる。
謎がひとつひとつ明かされていくうち、
あまりにも濃密なこの物語には、まったく無駄がないのだと知らされる。
SF、スピリチュアル、オカルト、心理学、最新医療など、
さまざまな要素が溶けあう内容は、文庫三冊では物足りない気もした。
もっと、この物語を読んでいたい。噛みしめたい。

ひとつになりたい孤独とひとつになれない孤独。せめぎ合いの中で、
ふと差し出されるひとすじの希望に、救われる思いがする。
この不思議な世界を体験できてよかった。

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紙の本

この世界感!

2018/12/28 23:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ありゃまたこりゃまた - この投稿者のレビュー一覧を見る

萩尾作品の中でも最も好きな作品のうちの一つです。
いくつもの世界と空間を語る萩尾望都ならではの画力が余すところなく炸裂された美しい作品。
序章はいつものように美しく静かに始まるのに何故なのか、中盤からはふわふわと酔った感覚に包まれ読後は寂しく時を戻したくなる。
読む前に。
しかしそれは出来ず、更なる寂しさを生むことも計算した上で萩尾望都は描いているとしか思えない。

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2012/01/18 22:19

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2017/09/16 14:29

投稿元:ブクログ

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