紙の本
後半がイマイチ
2012/05/18 21:40
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投稿者:NAKAYAN - この投稿者のレビュー一覧を見る
全3部の構成です。
まず始めに会議の害悪について、次に脱会議の手法について述べられています。
会議の常識・思い込みを筆鋒鋭く打ち砕くかのような第1部の爽快さに比べて、
第2部で紹介されている手法はどちらかと言えばありきたりで、面白みに欠ける
内容でした。
その上、思わず首をひねりたくなるような部分もいくつかあり、特に、訪問件数
目標50件のところを間違えて「500件」と書いてしまった営業担当者に対して、
訂正を認めず500件回らせた件など、違和感を抱くどころか正気をすら疑う話
です。
そして、最後の第3部は「組織を良くするために」と大きな表題がつけられて
いますが、最後にいくつかエピソードをくっつけておきました、という感じで、
話が薄まってしまったような印象を受けました。
第1部がもっとも面白く、2部、3部と尻すぼみになっていきます。
そのため、全体を通しての読後感は今ひとつでした。
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会議のやり方を変えるのではなく、会議そのものをやめる。それも中途半端ではなく、数も時間も参加者も一気に半減させる。結果、1対nではなく1対1のコミュニケーションが増えて組織は活発化する。NLP に裏打ちされた明確なロジックで、とても理解しやすい。
会議はツールでしかない。考えてみればごく当たり前のこと。ただ会議をなくしたとしても、組織に「決めたことをやりきる習慣」がなければ意味はない。ここが痛くて難しいところ。
エピローグは激しく共感。実績が芳しくないと資料も商材も人も何でも増やそうとする。足しちゃダメだ、バッサリ引かないと。
脱会議を本気で断行するには、最終的にはトップダウンが重要。経営者に読んでもらいたいし、100万部くらい売れてほしい。マジで。
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会社が大きいほど、社員数が多く、そして、会議が多いイメージがあります。業務削減・効率化は絶対命題なのに…意思決定や意思疎通のために会議は必要…と思い込んでたり、会議を無くすなんて、以ての外だ!と思ったりしてませんか?
何のために…NLPの側面からみて…
著者である横山さんは言われます。
会議をすべて無くせとは言わない。
でも、無駄な会議を行うべきではない。
http://ameblo.jp/148take/entry-11244819812.html
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本来手段であるはずの会議が目的化して、肝心の業務が回らなくなり現場が疲弊している・・・そんな組織が現実には結構多いのではないでしょうか。
自分も「●●会議」と聞くと、あの重苦しい雰囲気が目に浮かび思わず後退りしてしまいます。
本書の構成ですが、まずパートⅠで、上述のようなやたらと会議が多い会社の現状を分析し、それがどんな問題を引き起しているかを事例を交えて解説します。
パートⅡではそんな会議地獄を脱するための施策を、PDCAサイクルに沿って紹介しています。
最後にパートⅢで「脱会議」が組織にもたらすメリットを謳って締めくっています。(例:本来の業務に専念できる、上司と部下の対面でのコミュニケーションが増える etc)
会議にかかるコストはどのくらいなのか・それは期待した効果を生み出しているのか、そもそも、それは本当に「会議」でなければいけないのか・・・いま一度、自分の所属する組織のやり方を振り返ってみることで色々な気づきが得られることと思います。
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日経の本の広告から興味をもって読んでみました。
どんだけ会議が多いのか、それがどんだけ無駄なんだか・・・
読みやすい本である。
SMARTと言う基準:
(S)具体的に、
(M)測定可能、
(R)チャレンジすれば達成可能、
(A)組織にとって達成する意義がある、
(T)期限が決められている、
で、
PDCAサイクルを回す。
当たり前なんだけど、当たり前をどうするか、ヒントがある。
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内容はそんなに難しくないが、会議そのものに疑問を持ってういないとそもそもこの本にたどり着けない。
わざとらしくどこかにおいてみようかなあ?
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◆パフォーマンスの悪い会議を減らす。
→ないとどうなる? 他の方法でできない?
◆パフォーマンスの高い会議を実施する。
→PDCAで考える。
P・・・プランニング ・環境を整えて実施 ・プランはSMARTか?
D・・・実行 ・ノルマ(定量のもの)をロック ・十割部下を目指す
C・・・検証 ・行動した結果どうだったか? ・やりきること前提 ・結果検証のための会議は必要なし。 ・ITツールを使って共有
A・・・改善 ・事前に考え提出する ・問題は、精度?プラン自体?
◆「期限」と「ノルマ」の2軸で仕事をする。
→工夫が生まれる
→相談する習慣がつく。
◆会議名称の検討
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進捗会議の上手いやり方があればと思い、購入。本書によると「会議はPDCAサイクル(plan-do-check-act)を上手くまわす為の道具。planとactには会議が必要だが、doとcheckの為の進捗会議は不要。なぜならcommitした作業はやり遂げるのが当然であり、問題があれば個別に相談すればよい。進捗確認はITや資料を使えば十分」とのこと。
commitした作業をやり遂げるのは当然と言えば当然だけど、メンバーに作業をやり遂げてもらうにはどうすれば?という新たな疑問が。
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会議をやめる、または頻度を下げた方が生産性が向上するよ、というのが本書の主張。会議が増えていくメカニズム、会議を減らすにはどうしたらいいのか、会議をもっと実のあるものにするにはどうしたらよいか、が説かれている。この本を参考に、実際に会議の出席の仕方や進行方法を見直し、手応えを感じています。
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会議について問題を提起する内容で、するっと入ってきた。会議をゼロにする必要はないが、無駄な会議はやめて、より内容を充実させようというのには納得。おかしなことは結構あるもので、ゼロベースでの見直しは必要だ。資料の作り方や、正解を求めない考え方などは、私も同意見。
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確かに会議の多い会社はダメ会社と言われるが、なるほど極端な例とはいえ、ダラダラやってる会社、あるんだな。
会議をする事により、一人一分50円の損失か~。
私の会社はさほど会議ないけれど、心掛けようっと。
12/06/30-72
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仕事やそれ以外でも会議が多い、長いと感じる事は度々あったので、気になって読んでみた。
この本に書かれているほど極端に変えるのはすぐには難しいにしても、会議の目的と結論を意識することはできるかな。。。
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ここ最近の会議増をなんとかしたくて読んでみた。会議のコストとかは、分かっていたつもりが改めて考えるとひどい…ただ、これを実践はまた、難しい。そもそも、あまりに報告が無いから会議増やしたの自分だし
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意思決定を会議で安易に求めてしまう危険性を教えられた気がします。
会議をする時間があったら、やりきりなさい。そして見直しなさい。
現状維持バイアスから抜け出しなさい。そんな感じがします。
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いやあ傑作!ビジネス本の中では今年一番共感した本です。会議にかかるコストとは年収600万の人だと1分50円だそうです。一時間で3000円かあ。10人だと3万円かあ。星4つ