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紙の本
茜色デイズ (CHOCOLAT BUNKO)
著者 夏乃 穂足 (著)
大学時代、親友である倉田英慈への恋心を自覚した鮎川直也。だが責任感が強くて男気のある英慈には恋人がいて、直也は自分の想いを口にすることなく、卒業後数年経った今までずっと友...
茜色デイズ (CHOCOLAT BUNKO)
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商品説明
大学時代、親友である倉田英慈への恋心を自覚した鮎川直也。だが責任感が強くて男気のある英慈には恋人がいて、直也は自分の想いを口にすることなく、卒業後数年経った今までずっと友達として付き合ってきた。苦しい片恋だが英慈の中に自分の居場所があればそれでいい—そう思っていた直也には、しかし英慈は知らない秘密があった。大学の時一度だけ、高熱で朦朧となった英慈と関係を持ったことがあったのだ…。番外編ペーパー封入。【「BOOK」データベースの商品解説】
大学時代、親友である倉田英慈への恋心を自覚した鮎川直也。だが責任感が強くて男気のある英慈には恋人がいて、直也は自分の想いを口にすることなく、卒業後数年経った今までずっと友達として付き合ってきた。苦しい片恋だが英慈の中に自分の居場所があればそれでいい…そう思っていた直也には、しかし英慈は知らない秘密があった。大学の時一度だけ、高熱で朦朧となった英慈と関係を持ったことがあったのだ…。【「TRC MARC」の商品解説】
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切ない……
2016/01/11 11:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ニコちん - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校時代から親友の2人が結ばれるまでの話。
1話、2話、その後のストーリーの3部構成になっています。
主人公の直也も、思い人の英慈も、真面目で思いやりがあって、男らしいノンケ。
でも抗うことのできない恋に落ち、悩み、苦しみ、涙を流す姿は、本当に切ない。
英慈が高熱を出した夜、結ばれたはずの2人なのに、英慈のある勘違いのためにすれ違ってしまいます。
じれったくて直也が可哀そうで、ハラハラしっぱなし。
諦めようと思うのにどうしても諦められない。どうにもならない恋心は、誰もがシンクロできると思う。
丁寧な描写や美しい言葉綴りで、ノスタルジックで透明な世界が広がります。
大きな事件はありませんが、その分、直也や他の登場人物の心の動きが濃密に描かれ、
読後じわじわとした感動がありました。
当て馬の直也の上司や友人の侑が良い味を出していて、この2人にぜひ幸せになって欲しいです。
最後にようやく結ばれた2人のHシーンは、熱くて激しいのに、穏やかな安堵感が。
英慈がどう考えていたのかもきちんと書かれていて、そうだったのか~~!と満足しました。