「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
獣の奏者 1 闘蛇編 上 (講談社青い鳥文庫)
10歳の少女・エリンは、母親との二人暮らし。母のソヨンは、凶暴な生き物である「闘蛇」の世話をしているが、ある日、その「闘蛇」が、いっせいに死んでしまう。その罪に問われて捕...
獣の奏者 1 闘蛇編 上 (講談社青い鳥文庫)
青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(1)
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:5,522円(50pt)
- 発送可能日:購入できません
- 税込価格:2,651円(24pt)
- 発送可能日:購入できません
- 税込価格:13,827円(125pt)
- 発送可能日:購入できません
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
10歳の少女・エリンは、母親との二人暮らし。母のソヨンは、凶暴な生き物である「闘蛇」の世話をしているが、ある日、その「闘蛇」が、いっせいに死んでしまう。その罪に問われて捕らえられるソヨン。けっして人に馴れない、また馴らしてはいけない獣とともに生きる運命をせおった、エリンの壮大な物語。大型ファンタジー、堂々の幕開け!(解説:石崎洋司)
あの『獣の奏者』がいよいよ青い鳥文庫に!母が指笛を吹き鳴らしたとき、奇跡がおこった。決して人に馴れず、また馴らしてもいけない生き物とともに生きる少女エリンの物語。待望の青い鳥文庫化スタート!
※本作品は、獣の奏者1 闘蛇編、獣の奏者2 王獣編を青い鳥文庫版として4分冊したものです。【商品解説】
著者紹介
上橋 菜穂子
- 略歴
- 1962年東京都生まれ。川村学園女子大学特任教授。オーストラリアの先住民アボリジニを研究。1989年に『精霊の木』で作家デビュー。野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞をダブル受賞した『精霊の守り人』を始めとする「守り人」シリーズ、『狐笛のかなた』(野間児童文芸賞)、『獣の奏者』、『獣の奏者 外伝 刹那』ほか著書、受賞多数。2009年に英語版『精霊の守り人』で米国バチェルダー賞を受賞。2014に「児童文学のノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞作家賞を受賞。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
の作品が児童用文庫で出版される意味ー子どもに作品のタイムカプセルを埋めること。
2010/10/09 22:44
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:プラチナ若葉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
近年、人気のある作品はメディアの壁を易々と超えて、映画に、コミックに、アニメになり幅広くファンを取り込むことに成功しているものもたくさんある。
この作品もそのようなものの一つとしてアニメやコミックになり、児童書ではなかったこの作品がはじめて世に出た時に目指したものよりも若干低めの年齢層をとりこんでいるように思う。なので青い鳥文庫という児童向けの文庫として出版されたのは当然の流れだと思う。
今小学校高学年の子どもたちに
「『獣の奏者』っていう本は知ってる?」と聞けば
「エリンがでてくるものでしょう?」と即答されることも多い。
子どもたちの目につくところにこの本を置くと関心度が高く、実に気軽に子どもたちはこの本を手に取り、アニメと重ね合わせて読むことができる。
子どもから見ればこの本のストーリーは“不幸な事件で母を亡くした女の子の成功と冒険の物語”であり、それなりに心に残ることだろう。
ちょっと本を読める子どもの心をこの波乱万丈の女の子の物語は掴んでしまう魅力がある。
しかし、大人の目で読めばこの作品は、ただ女の子の物語なのではなく、ファンタジーという形をとりながら、実に現実の世界の不条理や課題を織り込んでいるということはすぐに気付くであろう。
つまりこの作品は自分の成熟度や社会とのかかわりによって感じ方が幾重にも変わる、一つの作品で二度も三度もおいしい作品なのである。
難しい言い回しに解説がつき、漢字にもルビが付いている青い鳥文庫版のこの本をアニメやコミックなどがきっかけで手に取った子どもたちは比較的容易に読みこなすことができる。そしてその子たちがやがて大人になり、懐かしさからこの作品の大人向けの文庫やハードカバーを手にとって読んだ時、子どものころには気がつかなかった伏線をたくさん発見し、作品の奥深さと込められた意味に気付き、読書というものの奥深さを感じるに違いない。
この作品が青い鳥文庫として出版されたのはエリンの少女時代である「王獣編」までである。今これを青い鳥文庫で読んだ子どもたちはすっかり完結編まで読んだと思いこんでしまうかもしれない。しかしこの作品には実は続きがあり、大人として生きるエリンの作品があることを知れば、大人になったエリンと再会できたことを喜び、よりエリンに共感を抱くに違いない。
大人のエリンはけっして幸福になったわけではないが、自分の信念を貫き、新しい時代の種をまいている。
私はこの本を読んだ子どもたちが、作者がこの作品に込めた世界観や大人になった主人公と再会をする喜びをいつか味わう日が来ることをこっそり想像しながら青い鳥文庫のこの作品を子どもたちに薦めたい。
子どもたちが大人になってこの作品に再会し、主人公のその後をたどったとしてもけっして失望することがないという確信が得られるだけのクオリティーの高さがこの作品にはある。そして、作品に込められた意味は時がたっても色褪せることはない、と思っているからである。
紙の本
異世界なのに違和感を持たせない物語
2017/05/13 06:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちょこsweets - この投稿者のレビュー一覧を見る
想像以上に面白くて驚きました!
動物が好きで、ファンタジーも好きな方には、特にお勧めしたいです。
(自分がそうだったので…)
異世界で、時代も違う物語ですが、違和感なくその世界に引き込まれました。
紙の本
おもしろい
2016/05/19 18:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のん - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供用だと思っていましたが、いい年こいて一生懸命夢中で読んでしまいました。
以前テレビアニメで見たことがあり、懐かしかったです。
子供のリクエストでしたが、早く続きも読みたいです。