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洗面器でヤギごはん (幻冬舎文庫 世界9万5000km自転車ひとり旅)
著者 石田 ゆうすけ (著)
世界にはどんな人がいて、どんな食べものがあり、どんなにおいがするのか。パタゴニアの荒野でご馳走になったランチ、フィヨルドの海で釣ったサバのうしお汁…。世界中で出会った食べ...
洗面器でヤギごはん (幻冬舎文庫 世界9万5000km自転車ひとり旅)
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商品説明
世界にはどんな人がいて、どんな食べものがあり、どんなにおいがするのか。パタゴニアの荒野でご馳走になったランチ、フィヨルドの海で釣ったサバのうしお汁…。世界中で出会った食べものと人々の記憶を綴る。〔実業之日本社 2006年刊を大幅に加筆・訂正〕【「TRC MARC」の商品解説】
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世界中の味を楽しめます!
2012/11/29 16:27
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
石田ゆうすけさんが自転車でひとり旅、世界9万5000キロ!
ひたすら自転車をこぎ、世界中の国をまわって、現地の人と一緒に現地のものを食べる。
美味しそうなもの、ちょっと口に入れるのは勇気がいるもの、あれやこれやありました。
例えば、アラスカで作ったムースのハンバーグ、
アメリカでごちそうになった(なかなか食べ進むことができなかった)えんどう豆のスープ、
メキシコで食べた味がギラギラしているタコス、
アフリカ各地で大人気だったドーナツ…。
人々との触れ合いもあれやこれやありました。
スペインのバルではあまりに高い請求額にがっくりしていたら「次の時でいいよ」とウインクしてくれたお店の女将さんだったり、
インドで手作りのカレーをごちそうしてくれた10歳の少女だったり(しかもこのとき石田さんは手で食べるカレーの美味しさに開眼)、
「チョコレートはレオニダスよ」と別れ際にたくさんのチョコレートを持たせてくれたフランスの女友だちの母だったり…。
もちろん道中ではお腹の調子が悪くなったり、気持ちや言葉の行き違いで辛い思いもしたけれど、最後に残るのは、人の温かさ。(●^o^●)(●^o^●)
たくさんの一期一会、素敵な出会いに感激しました。
どこから読んでも、何度読みなおしても、楽しくて一気に世界旅行気分になる一冊、です。
寝る前に読むと、世界旅行の夢が見ることができそうだなぁ~。
そうそう、印象的な言葉が1つありました。アラスカで出会った日本人女性の「私は、料理が好きな人は信用するの」という言葉。
食で繋がる絆を世界中で感じた石田さんにも、納得の言葉のようでした。