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商品説明
【毎日出版文化賞企画部門(第73回)】パリから2時間。森の中にひっそりと佇む古い城館。ラ・ボルド精神病院では誰が患者なのか−。病院内を自由に撮影することを許された日本人の女性写真家が、患者とスタッフの間を流れる緩やかな時間を写真と文章で綴る。【「TRC MARC」の商品解説】
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書店員レビュー
一人の日本人女性写真家が、パリの奥に佇むラ・ボルド病院を訪れ
ジュンク堂書店福岡店さん
一人の日本人女性写真家が、パリの奥に佇むラ・ボルド病院を訪れ、写真と共にその内状を綴る本作。ここは精神病院なのであるが、壁もなく、ドアには鍵もなく、守衛さんもいない。患者さんが何か変わった行動をしたり、不思議なことを言っても、スタッフは笑ったり言葉を返したりして、それ自体がユーモアになったり。患者とスタッフの境界線がない、その風景を切り取った写真の数々が、どことなく「ノルウェイの森」を彷彿とさせたりも。日本の医療に足りないものが何なのか考えさせられる1冊である。
(福岡店 医学書 恵谷)