「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
著者/著名人のレビュー
書店員というのは毎日本屋の中をウロウロするのが仕事なので
ジュンク堂
書店員というのは毎日本屋の中をウロウロするのが仕事なので、ふつうの人の何倍も新刊本をチェックできます。入荷した本を仕分けながら、棚の整理をしながら、お会計をしながら、いちいち「あ、こんな本が出ていた」ということに気づいて、休憩時間になると買いにいくわけです。
それくらい熱心に新刊をチェックしているつもりなのに、雑誌で柳下毅一郎の書評を読むと「なんとそんな本があったのか」と驚くことばかりです。そのような「柳下毅一郎に教えてもらわなければ辿りつけなかった本」が我が家には何冊もあります。
たまに「これは読んだ」と思う本が紹介されていると、今度は抜群のセンスで綴られた文章に驚きます。
そんなわけで、これまでの書評を集めた本書の内容は期待通りのものですが、しかしこの本、目次と索引が無茶苦茶ですね。
例えば式貴士『カンタン刑』は目次では247p、索引では283pとなってますが、実際には263pに掲載されています。その他、書籍の刊行年月より書評の初出の方が先になっているものもあったりして、洋泉社らしい仕上がりです。修正するにはやはり重版がかからねばなりません。本書がよく売れることを願っています。