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紙の本
世界史の中のパレスチナ問題 (講談社現代新書)
著者 臼杵 陽 (著)
パレスチナ問題の根源はどこにあり、どのように展開し、現状はどうなっているのか。21世紀に入っても解決の糸口さえ見出せないこの難問を、世界史という長期的・広域的な時空間のな...
世界史の中のパレスチナ問題 (講談社現代新書)
世界史の中のパレスチナ問題
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商品説明
パレスチナ問題の根源はどこにあり、どのように展開し、現状はどうなっているのか。21世紀に入っても解決の糸口さえ見出せないこの難問を、世界史という長期的・広域的な時空間のなかで位置づけし直して考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
なぜ解決できないのか?難問の構造を歴史から読み解く15講。この一冊で中東問題のすべてがわかる!第1部パレスチナという場所、第2部列強の対立に翻弄されるユダヤ人とパレスチナ人、第3部「アメリカの平和」の終わりと始まり、という3部構成。パレスチナが2012年11月に国連総会で「国家」として承認されたが、イスラエルとアメリカという紛争当事国と関係国が認めていない以上、これ以上の進展は見込めないのが現状。
世界史ブームの中、現在最も深刻な様相を呈しているのはパレスチナという土地をめぐる政治的紛争です。イスラエル人とパレスチナ人の求める平和が、それほどかけ離れているとは言えません。アメリカ合衆国をはじめ大国が問題解決のために調停をしていますが、和平交渉に進展の兆しはみられません。
本書では、問題をどのように解決するかという視点からではなく、なぜこれまで解決できなかったのかという視点から根本的に考え直すことの必要性を説いてみます。そのための素材提供というささやかながら意欲的な試みを展開します。【商品解説】
目次
- 第一部 パレスチナという場所
- 第1講 パレスチナという地域とその宗教と言語
- 第2講 ユダヤ教から見たキリスト教と反ユダヤ主義の起源
- 第3講 イスラームから見たユダヤ教とキリスト教
- 第4講 ヨーロッパ対イスラーム――「一四九二年」という転換点
- 第5講 オスマン帝国と東方問題
- 第二部 列強の対立に翻弄されるユダヤ人とアラブ人
- 第6講 帝国主義時代の宗教、民族、人種
- 第7講 第一次世界大戦とパレスチナ委任統治
- 第8講 第二次世界大戦と国連パレスチナ分割決議案
著者紹介
臼杵 陽
- 略歴
- 〈臼杵陽〉1956年大分県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科国際関係論博士課程単位取得退学。京都大学博士(地域研究)。日本女子大学文学部教授。著書に「見えざるユダヤ人」など。
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2015/08/17 19:28
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投稿者:T.s - この投稿者のレビュー一覧を見る
ニュースをみている中東地域の紛争の情報がよく扱われている。
でも、中東の場所を知っていますか?彼らがなぜ争っているのか知っていますか?
そんな疑問に答える入門書的な本。是非手元においてニュースをみましょう。
そうしたら、世界が見えてきます。