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商品説明
子どもが学習する内容を選んで家庭で取り組む「自主学習」。取り組み始めの2週間で自主学習のルールややり方を身につける手順を説明すると共に、楽しくてためになる多数の学習メニューを子どもの実物ノートを使って紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
伊垣 尚人
- 略歴
- 〈伊垣尚人〉1977年生まれ。東京都出身。埼玉県狭山市立富士見小学校教諭。ファシリテイティブ・ティーチャー。著書に「子どもの力を引き出すクラス・ルールの作り方」など。
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紙の本
学校の先生にこそ読んで欲しい一冊
2018/05/31 15:46
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投稿者:気まぐれネット購入者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近の悩みである自主学習ノート。本来であれば、子供が自主的に取り組むべきテーマを決めて実践するものであるが、本当に子供が好きなネタを扱うとすればゲームやマンガあるいはユーチューブになってしまうだろう。
著者のいう自主学習ノートをきちんと取り組めるのであれば素晴らしいと思うが、現実には担任の先生から取り組みましょうといった指示があるだけで、その扱いは家庭にお任せといった状況である。放り投げノートであり、宿題という強制力を伴う強制的ノートである。
著者は学校の先生には有名なのであろう。こういった取り組みが安易になされている様子である。自主学習とは名ばかりで提唱されている理想と現場で行われている現実の乖離があり過ぎて残念でならない。
これで、子供の自主性が引き出されるのであれば誰も苦労しないと言いたい。この著者に問題があるのではなく、教育現場に問題があるという指摘である。
本書は、まさにノートの手本が示してあるので、どのようなノートを作って欲しいのかイメージが湧かない人にはピッタリの書籍でありオススメできる。
問題は、ノートを提出させたとして、何らのコメントも書かずに返却する教師、あるいは見ましたというサインか判子だけで済ませる手抜き教師の姿勢であろう。
そういった現場の教師にこそ、本書をオススメしたい。自主学習ノートのあるべき姿や意義を再考して欲しいものだ。