ゴトビ革命 人生とサッカーにおける成功の戦術

投稿元：

レビューを見る

ゴトビの書籍。
まさか書籍が出るほどの監督だとは思っていませんでしたが、経歴を見ると確か。
スカウティング能力、分析能力は相当優れているんだろうなとしみじみ読めるわけです。

投稿元：

レビューを見る

清水エスパルス監督として3期勤め、来期も契約延長したゴトビ監督の半生記。

この本の出版後の2013年は成績の低迷から監督解任騒動やらいろいろあったけれど、結果的には契約延長になったが、リーグ戦ではイランということから核兵器の横断幕がニュースになったこともあった。

本書では、イランに生まれて、両親の離婚から父親の再婚、英語ができる父親とともにアメリカへの移住、イラン革命の後、大学で電子工学を学び、サッカースクールを立ち上げるなどを詳細に語っている。指導者としては、分析家として２００２のＷ杯でヒディングの下で働いたり、イランでのクラブ監督、代表監督後にエスパルス監督になっている。

理性的な思考が得意で試合の分析やＰＣ等の扱いもよくできるようであるが、人間としてのモチベーションをあげることもうまいともあった。自叙伝なので当然良いことが多く書いてあるが、それでも人となりがわかってよかったと思った。