ビジネス×アスリート・トレーニング式最高の自分のつくり方

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スポーツアスリートの心・技・体の科学的トレーニング法。
アクティブレストのやり方や丹田呼吸、簡単エクササイズといった具体的な内容も紹介されているが、全体的に概念やフレームワーク的な内容で、最高の自分が即つくれる内容とは感じられなかった。
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ビジネス×アスリート・トレーニング式 最高の自分のつくり方
2013/7/27　著：大西 みつる

著者は、人材開発、組織開発のコンサルティング会社である㈱ヒューマンクエスト代表を務める。社会人野球チームのマネージャー、監督の経験、日米双方での人材開発業務の豊富な経験に基づき、「強い個人と、組織の能力開発」のコンサルティング、企業研修、パーソナルトレーニングを現場重視で行っている。

真のプロフェッショナルとは、自分の仕事に「志」を持ち、「心・技・体」が鍛錬され、継続して質の高いパフォーマンスを発揮する人材である。すなわち、プロフェッショナリズムとはアスリートイズムでもある。

書名でもある「ビジネス×アスリート・トレーニング」は、スポーツアスリート育成・チーム強化のノウハウを企業の人材育成・組織開発のために体系化したプログラムである。

そのエッセンスを以下の6章により紹介している。
①ビジネス×アスリートを目指そう
②ビジネス×アスリートでいかにパフォーマンスを発揮するか
③心を鍛えるトレーニング
④技を鍛えるトレーニング
⑤体を整えるトレーニング
⑥強い自分をつくり、夢を実現する

詳しくは書けないものの著者の講義を受ける機会があり、その前日に本書を購入した。講義を受講させていただきその内容の素晴らしさ、人としての魅力から早く読みたいという気持ちから本書を手に取った。

ビジネスマンとして成功・成長するためにはただビジネスマンとしてのスキルだけを高めればいいというものではなく、本書で言われているように「心・技・体」の全てを整え、調整し、高めていくことが求められる。

その中でも自分が感じるのはやはり、安定した継続した高いアウトプットを出すという難しさに対して「心」の在り方・調整方法が大きく作用すると考える。それをスポーツのアスリートから学ぶという点については、畑は違えど多くの通じるものがあると認識させてもらった。

紹介されているアスリート達、イチロー、宮里藍、北島康介等多数のメンタルの強さと実力と実績からその大切さが証明されている。

プロのスポーツ選手と同じようにプロのビジネスマンがいてもおかしくない。そして時代はビジネスマンのプロを当たり前のように求めているのかもしれない。

現場に直結した本書の構成。
活かし、最高の自分をつくりたい。

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研修講師で知り合った大西さんの著書。アスリートの観点からビジネスでいかに成果を出し続けるか、そのために自分自身やチームのパフォーマンスを高いレベルで維持し続けるかを分かりやすく解説している。理論先行ではあるが、心得として参考にするのには良書。