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【備忘録】
過去のいろいろなコピーの名作を勉強することで、コピーに必要なことを勉強することがができた。
その人の気持ちを動かく前に、自分の気持ちを動かすこと。
表面的なテクニックではなく、相手のことを理解すること。相手のたちばになって発言すること。そして、ただひたすら考えること。
【自分の意見・要望をストレートに伝えたいときの「売り言葉」の特徴】
・短く、
・ストレート
・ニュース性
・口にしやすく、覚えやすいリズム
・無駄のなく、わかりやすい、応用がきく
・人のことを分かってもらうためには、自分のことをしっかり知ること。
・流通力もある。
・呼びかけ型・提案型のコピー「~しよう」「~してください」
・数字には説得力ある。
・何度も繰り返すこと。
【自分の意見や要望を隠して、相手を自然と行動に促したいときの「買い言葉」の特徴】
・ユーザー目線から発想させるコピー
・あなたのことわかってますよ。あなたの味方ですよ。
・リアル、
・「あなた」と「商品」を等号で結ぶ共感のコピー
・高価なもの、サービス系、プレミアな商品が多い
・女性や子どもにはなれないけど、根底のところで共有している気持ちを素直に書いて刺激することが大切。
・語りたいことが多いほど、抑制を利かせる。
・「だな~」「なぁ、」と小さな声で話しかけるほど、よく聞こえる。
・ニュアンスを乱暴に省略しないこと
・ディテールを伝えることで、相手にその情景をリアルに伝わる
・見る、聞く、嗅ぐ、触る、味わう五感で「シズル感」
・人を前向きにしたり、悩みを少し軽減したりできる言葉
・時代やビジネスが変われば、コピーも変わる。
・扱うサービス・商品に差別できるポイントがないときはその商品の関係性に注目してみる。
【人の言葉を動かす言葉】
・ど真ん中の価値を探す
→本質は、いつも新しい。
・いいアイデアの下に、いつもいいアイデアがある
→ど真ん中の価値をさがすこと、自分を徹底的に取材すること、100案考えること
・書き出す、見つめる、それを繰り返す。
→最後には、一番考えた人が勝つ。
【ボディーコピーのコツ】
・書く目的を整理する
・大切なポイント、伝えたいことを箇条書きする
・優先順位を付ける
・読み直して、清書する
・冒頭のフレーズを考える。キャッチコピーと同じくらい考える。誰もが知っていることを
・最後のフレーズを考える。読後感を大切にする。
・これからの目標や未来への決意を入れる。
・最後まで気を抜かず、何度も読み直す。
・優しい人になりたいか・力強くなりたいかで、ですます調やである調は考える。
・漢字が続くと読みにくい。
・文字の書体や、行間、長体はかかっていないか。読みにくくなっていない?
・一人では間違える。一緒に考える仲間。
・自分が書くのと同じくらい考える。
最後に、
たとえ、相手にとって耳の痛い話でも���伝える側が意志をもって努力を続ける力があれば、すこしずつかもしれないけれど、人は共感して、こうどうしてくれる。
そのために、決して包み隠さず、カッコつけず、それをそのままこどばにする。そうすれば共感してもらえることも多くなる。
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とっても面白かった。コピーのすばらしさ、日本語のすばらしさ。たった一行なのに泣きそうになるようなものもあった。前向きになれるものもあった。
コピーの本にはまりそうな気がする。目にする通勤電車の中や、街の中のコピーが随分気になるようになって、毎日、たのしい。
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売り言葉
「といえば」法
短くするほどたくさん伝わる、伝播力もある
「〜しよう」は売り言葉の基本
数字にすると説得力が一桁違う cf.英語を話せると、10億人と話せる
くり返すほど言葉は呪文になっていく
ダジャレは言葉の爆発だ
買い言葉
ちょっと考えればわかる「?」をつくる
物語を感じるコピー 読み手は表現の「飛距離」を楽しむ
小さな声で話した方がよく聞こえる
ニュアンスを大事にするなら文章は長くていい
感情に直接訴えかける
「売り言葉」と「買い言葉」のミックス
うまいんだな、これがっ
あいててよかった
一瞬も 一生も 美しく
新しい売り言葉
商品そのものが買い手目線からきている cf.ユニクロ
ど真ん中の価値を探す=本質
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「売り言葉」「買い言葉」という視点でコピーを見たことは、もちろんなかったので、目から鱗だった。
コピーを寝かせる意味と、自分に取材する意味、深さと広さの関係がよくわかった。
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著者の代表的コピーは「たばこを持つ手は、子供の顔の高さだった。」
粋なのは、一倉宏氏の東日本旅客鉄道「会いに行き、恋をしろ」のダジャレで「愛に雪、恋を白」のスキーツアーのキャッチコピー
売り手の主張をストレートに表現し違いを伝える、黒子、裏方、体育会系、啖呵をきったような威勢のよさ、事実をわかりやすく伝える誠実さ、短い言葉の中に力強いメッセージ、頼もしさと親しみの同居「売り言葉」(仲畑貴志)、買い手目線で同じであることを伝える、主演、話題、抽象的、企業側から買い手側への信頼の上に成り立っている言葉、文系、人間の深い部分に触れる表現、見た人を幸せにする「買い言葉」(糸井重里)
年賀状は一年で、いちばん初めに届けられるプレゼント。
本質は、いつだって新しい。ど真ん中の価値はぶれない。普遍的な強さを持って、時代さえも包括する力がある。
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糸井重里氏がTwitterで「おもしろかったので、一気に読んだ」とつぶやかれていたので興味をもった。
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オカキンさんの新書が出ましたよ。
タイトルがすでにキャッチー。
詳しい内容やら感想やらはまた改めてきちんとまとめます。
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広告の言葉はだいたい2種類にわかれる。売り言葉の代表は仲畑さん、買い言葉の代表は糸井さん。
再度コピー本を読み返したくなりました。
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『大人たばこ養成講座』のシリーズ広告を手がける岡本欣也氏による、広告コピー指南本。これは非常に分かりやった。
これまで自分が読んで来た広告コピー関連本は、“アイディア発想法”、“ライティングのテクニック”などが多かったが、本書はその類から距離を置いた、いわば“広告コピーの解説本”。『そもそも広告コピーは「売り言葉=売り手(企業目線)の言葉」と、「買い言葉=買い手(消費者目線)の言葉」の二つに分類される』と指摘し、世の中の広告コピーがどちらに属し、どのような働きを持ったのか、どいう話が語られる。
この定義は、自分がこれまで分かっていたようで分かっていなかった事であり、非常に新鮮で目から鱗が落ちた。自分が広告コピーの発想をする際も『今回は「売り手目線」で書くか、「買い手目線」で書くか、どちらが目的に適うのか』整理がつくし、方向性も定めやすい。
それは数あるアイディアの中から、目的に合ったコピーを選ぶ際にも役立つ。そしてそれは即ち、何よりもクライアントに説明しやすくなるという事でもある。
コミュニケーション関係の仕事に携わる人には非常にオススメの良書です。
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広告のコピーを、「売り言葉」=広告主側の言葉、「買い言葉」=消費者側の言葉に分け歴代のコピーに当てはめ、時代による変遷、メールなどへの応用など。モノに差別性のあった時代、モノは、その特長を言えばよかったが、差別性がなくなると、消費者との親和性を求めることになる。また、バブルの頃のコピーなどにも、その時代性が見え面白い。
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コピーライティングの入門書というべきか、一般への応用というべきか。
名作コピーがたくさん載っていて、眼福ならぬ読福だった。
子供の頃に見聞きしたコピーでも、結構記憶に残っているものだなあ。
終盤の「文章を寝かせて自分も寝よう」はその通り。
よく先輩には、夜にコピーを書いて、翌朝見直すといい、と言われた。
夜の方が興奮してるからのりやすいけど、朝冷静な頭で読み返してみると論理が破綻してたりするので、そういうところを調整して、最終的に良いものができる、とな。
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売り言葉・買い言葉にと分類してくれてますが、目的は人に何かを伝えて動かす言葉をどうしたら見つけられるか?がテーマ。人を動かす前に、まずは自分が動け。動いてもらいたい時は、まず自分が相手の要望に応えよ。とはものの本質ですな。人に何かを伝えて動かす言葉を見つけるにはどうしたら良いかということには、まず伝えたいことのど真ん中の価値を探し、そこに繋がる言葉を必死に探す。作者は「自分にしつこく取材する」と表現しています。しつこく取材し、広く、深く更に掘っていく。結果キラキラ輝く原石が見つかるそうだ。でも一人は間違える...とも。原石を持ち寄り、皆で刺激することで更に磨かれたり、いいものが短時間で出来る。コピー業界と申しても、本物ですな。この作品。
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大人たばこ講座のコピーライターさんの本とか面白そうだったので購入しました。
結論としては、名作コピー集本と変わりませんでした。
内容としては、過去の名作をテーマ別で紹介し、解説する形式でぱらぱらと読める感じになっています。
P134にも書いてありますが「たばこを持つ手は、子供の顔の高さだった」という個人的には非常に秀逸だと思うコピーを作った著者だけにちょっと期待値が大きすぎました。
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【内容】 言葉を相手に「伝える」ことと、言葉で相手の心を「動かす」ことは違う。コピーの名作を例にあげながら、売り手目線の「売り言葉」と、買い手目線の「買い言葉」という独自の整理で、人の心をとらえて、行動へと結びつける言葉について解説する。コピーライターならではの視点から日本語のダイナミズムを解き明かすとともに、広告の発想に迫る一冊。 (「BOOK」データベースより)
【感想】
◇「大人たばこ養成講座」のコピーライター岡本欣也氏の一冊。売り手目線の「売り言葉」、買い手目線の「買い言葉」という視点から、さまざまなキャッチコピーを紹介しながら、心を動かす言葉について解説している。
◇広告・キャッチコピー興味があり読んだ。
◇「伝わる言葉とは、相手の心を動かし、行動をうながす言葉」「その人の気持ちを動かす前に、まず自分の気持ちを動かすこと」(P19)という基本姿勢こそ大切さを感じる。うなるキャッチコピーとは確かにあるものだ。
◇今後も、「言葉」「キャッチコピー」というものには着目していきたい。
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テレビ録画でもCMとばしを苦痛に感じるほどCM好きで、その表現で大きな役割を担う個性的なコピーもとても好きである。
コピーライターによるコピーの分類はとても楽しく、珠玉のコピーを堪能できた。