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商品説明
子どもたちがこの世の中を生きていくために欠かせない生き方の基本を説いた「童子教」。その教えを、子どもにもわかりやすい現代語訳と解説とともに紹介する。素読用読み下し文も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
齋藤 孝
- 略歴
- 〈齋藤孝〉昭和35年静岡県生まれ。東京大学教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション技法。著書に「子どもと声に出して読みたい「実語教」」など。
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紙の本
人によって評価は分かれるかも
2022/07/01 20:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雪と華 - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔の寺子屋でどんな教材が使われていたのかが知りたくて、この本を手に取った。
解説は丁寧に書かれている。
現代にも通じる教訓であり、ヒントにはなると思う。
私が知っている素読を推進する人の中には、現代の教育は駄目だ、戦前や江戸時代の寺子屋教育の方がずっと素晴らしいという人もいらっしゃる。古き良き時代への憧れを感じる人もいれば、現代の価値観とは合わない部分があると感じる方もいるだろう。古い価値観の押し付け的なものを敏感に感じ取る方は、初めから手に取らないか、内容にあまり深入りなさらない方がいいかもしれない。
当然のことながら、古い教訓類を親子で素読するだけで、子どもが親にとって理想的ないい子になるわけでも、勉強が急にできるようになるわけでもない。教訓の趣旨をよく読み取って、それを生かすように実践しないと意味はない。
素読をすることで、とりあえず、昔の言葉の持つ五感やリズム感を味わうことができるし、脳の活性化には役立つ。ただそれだけの目的だったら、図書館で借りて、付録の書き下し文の部分だけコピーすれば足りるかな。
個人的には、悪くはないと思うけど、人によっては評価が分かれそうなので4点とさせていただいた。