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紙の本
うなドン 南の楽園にょろり旅 (講談社文庫)
著者 青山 潤 (著)
東大研究チームがウナギの遺伝子解析のために収集した標本は、全種類制覇まであと一種類。そこへ、ドイツと台湾の研究チームも標本を集め始めたとの緊急情報が。先を越されれば成果は...
うなドン 南の楽園にょろり旅 (講談社文庫)
うなドン 南の楽園にょろり旅
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商品説明
東大研究チームがウナギの遺伝子解析のために収集した標本は、全種類制覇まであと一種類。そこへ、ドイツと台湾の研究チームも標本を集め始めたとの緊急情報が。先を越されれば成果はゼロだ。慌てて飛び込んだ南の楽園タヒチで待っていたものは?世界的発見を成し遂げた“うなぎバカ”たちのサバイバル冒険記。【「BOOK」データベースの商品解説】
ニホンウナギの産卵場を突き止めた東大ウナギ研究チーム。彼らの次なるミッションは、「世界中のウナギすべて」を集め、その進化の道筋を解明すること。自然科学の頂きを目指し、いざタヒチへ! 研究員が語る冒険譚。【「TRC MARC」の商品解説】
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日本人が好んでやまない「うなぎ」の生態を求めて。南海の楽園、タヒチの旅行記を読んでいるようで楽しかった
2024/02/04 08:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:大阪の北国ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書の著者青山潤先生のうなぎの本は以前に「アフリカにょろり旅」を読んで絶妙に面白かったので、書店で本書を見つけて期待して読み始めた。
「うなぎ」と言えば世界中に名が轟く東京大学の塚本先生がいらっしゃるが、そのもとで青山先生とその後輩分の渡邊俊氏の三氏がうなぎの生態系解明のため地球を駆け巡り、とある地域に深く潜航する。前回はアフリカだったが、本書のテーマとなる今回は南の楽園タヒチである。そこに生息するうなぎを調査する。期待を裏切らない抱腹絶倒の調査紀行、爆笑間違いなし。読んでのお愉しみである。
本書には作家である阿井渉介氏の格調高い解説が付されている。わずか十数ページの短い文章の中に本編360余ページの内容がぐっと凝縮されているのみではなく、青山先生のお人柄や上記の研究者三名が如何に世界的権威であるか、そして次世代を担う子供たちに向けて青山先生が伝えたかったメッセージなどの記事が濃く詰め込まれている。読み応えある解説である。解説を読んで感動したのは私は本書の阿井氏のものが初めてである。