稲盛和夫最後の闘い ＪＡＬ再生にかけた経営者人生

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「アメーバ経営」を含む稲盛経営哲学の爪の先ぐらいは理解できたのでしょうか。経営の難しいことは良く分かりませんが、稲盛さんのすごさは分かったような気がします。

しかし、突飛なことをなさるわけではないんですね。ごく普通で、まっとうで、それでそれまで動かなかった人が動くから、感動が生まれる、そんな感じでしょうか。やはり、「けれん」でななく「オーソドックス」が大事なのだと思います。

もちろん過去の延長線上では打開できない局面というのもある、全く新しいアイディアが必要な場合もあるでしょう。しかし、大概の場合は、まっとうにやれば正しい方向に向かえる、そういうことを再認識したように思います。

「動機善なりや？」という問いは、100％善人でいなさいという無茶ぶりではなく（根っからの善人なんてそうはいないと思いますから）、せめてまっとうに考えようよ、ということかと私は理解しました。稲盛さんは、その後に「私心なかりしか」と問われるのですが、それも、１００％他人のためを考えなさい、利他心だけで生きなさい、仕事をしなさいと言われているわけではないと思います。そんなことができるのは仏様だけです。

「経営は『当たり前」に従えばいい」という言葉に表れているのかと思います。私はビジネスの世界にはいませんが、行政でも同じかと思います。（※前例踏襲、右向け右ということではない！）

まっとうな方針を持ち、各人が自らの頭で考え、しっかり行動する。これだけでいいんだなと。それ以外、何もいらないんだなと。

会社以外でも同じで、社会の中で、各人が、まっとうなことをまっとうに行って、幸せを目指す。やはりそれでいいんじゃないでしょうか。無理筋を考えるから歪みが出て、問題が起こる。そんな風に思います。

読みやすい本ですし、難しいことは書いてありません。著者が稲盛さんという人間を通じて書きたかったのも、一つのシンプルなテーゼなのだと思います。

分かりやすくていい本だと思いました。

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当たり前のことを当たり前にする。JALの体質を見て、公務員組織が非常に官僚的であることがわかった。管理会計の知識は使えそうだった！

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JAL再建、稲盛和夫氏が果たした目的
よく書けていたとは思うが、タイトルの衝撃からすると、内容はいささか物足りなかったとも感じる。

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カリスマ性は勿論のこと、その熱い思いとやりぬく力、ただただ素晴らしいと感じます。信念を曲げずにやり抜くこと、出来るようで出来ないことだと思います。再び、日本を代表する会社としての発展を祈るばかりです。

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稲盛さんの想いとそれを引き継ぐ次の世代がとても素晴らしい！
道徳的なことだが、それが経営だと再認識！
当たり前のことを当たり前に！！

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再生不可能だと思われていたJAL。
しかしその窮地を救った男がいた。その名は稲盛和夫。

この本にはその奇跡ともいえる復活の裏舞台が詳細に記されている。
官僚よりも官僚的と言われ、８つの組合が存在。典型的な大企業病の象徴的存在であり、もはや会社としての存続はＪＡＬは絶望しされていた。

しかしANAによる独占をよくないと考えた稲盛は、嫌っていたJALを救う決断をする。

稲盛は現場に赴き多くの従業員の話を聞き、そして全員が経営者たれと説く。

幹部に対しては人としての正しいあり方を説き、官僚的答弁をする者に対しては激しく叱責した。

始めはこの新しい経営者に半信半疑だった社員達も稲盛の話に次第に引き込まれて・・・

京セラを創業しＫＤＤＩの基礎を築いた彼の経営哲学が大企業でも通用したわけだが、その根本は人の生き方とはどうあるべきか、という哲学にあることがわかる。

おそらくは今後、人として幸福であるにはどうあるべきか、という命題に応えられない企業は存続できないだろう。

従業員の幸福を説いた稲盛イズムにその一つのヒントがある。

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凄いとしか言いようがない。本当に凄い。80歳の稲盛さんにとって、JAL再生は社員のため、日本のためでしかない。己を捨てた闘いほど壮絶なものはない。

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散乱していた本を片付けていたときに、気になって一気に読んだ本。
こういうノンフィクション本好きです。

自分のことを言われているフレーズもあった。
本社は計画はすごいがそのあとは何もできていない。
まさにその通り。
うちにも稲盛さんの経営を取り入れて欲しいくらいです。
働く人にはオススメの一冊。

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・動機善なりや、私心なかりしか
・利他の心
・静と動の共存の人
・アメーバ戦略とフィロソフィー
・社員の物心の幸せを目指す
・JALを再建することで、日本はまだ立て直せるというメッセージを日本の経営者に伝えたかった。
・数字のおかしな部分は、向こうから目に飛び込んで来る。

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「稲盛和夫最後の戦い」読了。★４つ
http://www.amazon.co.jp/dp/453231898X/

会社更生法適用から一転して最高益。
やはり腹心３人だけを連れて、たった４人で、３万２千人もの組織の変革を導いたのは、すごい。

惜しむらくは、元ネタが日経新聞の連載記事だからか、ちょっと章立てがつながりなくランダム。


なお、本書では全く触れられていないが、個人的には戦略論的なところが気になるところ。
以前、経営共創基盤の冨山さんが「航空業界のキモは路線別の収支管理の徹底」という主旨のことを書いていたが、それだからアメーバ経営が最適だったのか？（戦略論的な解として、アメーバの導入がJALに最適だった？）が知りたいな～。

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この本を読んでますます稲盛和夫さんが好きになりました！
最後の「JAL再生の一番の功労者はおまえかもしれんなあ」なんて言葉、痺れます。
「利他の心」を大切にしないといけませんね…

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経営者 稲盛和夫さんの経営者としてのラスト・メッセージ。

JALの再生で本当に伝えたかったのは、日本の再生。
全てのビジネスマンが読むべき本。

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誰もが手を出さなかったJALの再建に尽力した稲盛和夫の闘いっぷりに感動さえ覚えた。稲盛さんの元で働いてみたいと本気で思った。

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破綻による会社更生法の適用から２年８か月で株式の再上場を果たしたＪＡＬの経営再建。
それがどれほど難しいもので、稲盛和夫らがいかに役員の意識を変え、社員の取り組みを引き出したのか。
稲盛の信念の熱さが社内に伝わる様子がドラマチックに伝わってきた。
13-155

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源義経　鵯越　鹿に降りられるものが、馬に降りられぬ道理はない。我に続け

心の中に佐渡ヶ島を作れ
　鎌倉時代の能の大成者、世阿弥は晩年に弾圧をうけ、佐渡ヶ島に流刑になった　絶望的な境遇の中で、世阿弥は自分を見つめ、新たな境地を切り開いた。　伊藤のいう佐渡ヶ島とは逃げ場のない断崖絶壁という意味である。