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商品説明
奈良の元興寺の元境内地で生まれ育った著者が、幼児の頃に心に刻み込まれた車窓からの情景に、祖父母から伝え聞いたこと、見聞きしたことを加え、大和路沿線の表情の変遷を綴る。『マイ奈良』連載を加筆・編集して書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
『奈良の昔話 シリーズ』の第五巻として刊行された本書は、著者の祖父や祖母から伝え聞いた事に、見聞し調べた事を書き加え、大和路沿線の表情の変遷が綴られています。
著者、増尾さまの生家は、世界遺産にも指定され、
現在、奈良町として脚光を浴びている元興寺の元境内地です。
そこで、約160年前の安政元年から「砂糖傳」の屋号で、
砂糖の卸業などを綿々と営業を続けてこられました。
著者は1歳の時に生母を亡くし、その姉に可愛がられていたため、
母の実家のある大和高田と、JR桜井線を使って、
幼い頃から往ききしていました。
また、信仰深い祖父に手を繋ぎ連れられ、
生駒の宝山寺や桜井の三輪神社へ、毎月のようにお参りに出掛けていました。
本書には、筆者が幼児の頃、心に刻み込まれた車窓からの情景に、
祖父や祖母から伝え聞いた事だけでなく、見聞し調べた事を書き加えて、
大和路沿線の表情の変遷が綴られています。
「奈良町の懐かしい情景」として、千年以上、
人々の生き様を刻み込まれた街に受け継がれてきた風習や、
懐かしい思い出を書いた章が加えられています。【商品解説】
目次
- 第一章 近鉄電車で奈良から生駒に沿線の寺々/生駒散策
- 第二章 JR大和路線で奈良から王寺まで JR桜井線で奈良から大和高田まで
- 第三章 JR和歌山線 近鉄南大阪線/近鉄吉野線
- 第四章 奈良町の懐かしい情景
著者紹介
増尾 正子
- 略歴
- 生家は約150年前から元興町で店を営み、現在は「砂糖傳」の名で知られる老舗。著者はこの家に生まれ育ち、四代目として2013年、米寿を迎えた。
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