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- カテゴリ:一般
- 取扱開始日:2013/08/12
- 出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- サイズ:20cm/139p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7993-1365-7
読割 50
紙の本
ライフトラベラー 人生の旅人
著者 喜多川 泰 (著)
「人生を変える旅をしたい」と言う、大学生の知哉に、親友の夏樹が提案したのは、「ほとんどすべてが〈自由〉な〈不自由な旅〉だった。ほとんど荷物を持たず〈出会い〉という〈奇跡〉...
ライフトラベラー 人生の旅人
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商品説明
「人生を変える旅をしたい」と言う、大学生の知哉に、親友の夏樹が提案したのは、「ほとんどすべてが〈自由〉な〈不自由な旅〉だった。ほとんど荷物を持たず〈出会い〉という〈奇跡〉を呼ぶ旅だった。夏樹の口を通して語られる数々の宝石のような言葉。なぜに、夏樹はそこまで、〈人生〉という旅を価値あるものにする知恵を持つのか? その謎が明らかになる後半。。。著者自身の手による写真も含め、豊富な美しい写真とともにお送りする、この短いストーリーの中に、読者の人生を変える秘密が秘められている。
〈本書の一部〉
「人生を変える旅が、ふつうのツアーと同じだと思ったのかい? 用意された飛行機、ホテル、食事、買いものをする時間や場所まで全部用意されて……場合によっては通訳のガイドまでついた、ストレスのない快適な旅で人生を変えることなんてできないよ。
その旅行には不自由はないかもしれないけど、自由もない。
ぼくがきみに経験してほしいのは、ほとんどすべてが〈自由〉な〈不自由な旅〉だ。
そんな旅こそ、きみの人生を変えてくれる旅になる」
***
「そうかい。これから地上への門までの間に、たくさんの人に声をかけて握手をしていくといいよ。そうすると旅先での楽しみがうんと増えるからね。そして握手をするたびに、旅先に持っていく〈才〉を入れ替えていくのが地上の世界での滞在を面白くする秘訣でもあるんだよ」
「旅先って……地上の世界に行くことを〈旅〉っていうの?」
「そうだよ。あっちの世界に行って、帰ってくるまでのことを〈旅〉っていうんだ」
「きみは、どのくらいの〈旅〉をする予定なの?」
トモが聞いた。
「今回は短いよ。前回の旅から二千七百七十四恒も待ったのに、許された滞在期間は三恒ほどだからね。地上の数え方だと四十五年くらい……ってことになるかな。きみは?」
「ぼくは、五恒ほどだから……七十五年ほどの予定だけど……」
「どちらにしてもあっという間だね」
「うん」
トモは笑顔でうなずいた。
小さな旅の中に、人生の旅のすべてが詰まっている。あなたの人生を変える、約束された出会いが待っている。【「BOOK」データベースの商品解説】
著者紹介
喜多川 泰
- 略歴
- 〈喜多川泰〉1970年生まれ。愛媛県出身。東京学芸大学卒業。作家。学習塾「聡明舎」を創立。著書に「賢者の書」「君と会えたから…」「手紙屋」など。
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発想の転換になりました。
2015/09/18 11:44
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投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る
言葉としてはよく言われていること、知られていることを、改めてその意味を説明してくれる本でした。著者の本は、「なぜ」まで深く掘り下げたものが多く、よく言われがちな言葉の意味を、より深く認識しなおすことができると思います。