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商品説明
詩人・伊東友香が高校生と交流し、自身の思春期を振り返って生み出した、弱った心にひびく詩集。芸術を学べる通信制高校・北海道芸術高等学校の生徒たちが描いたイラストも掲載する。【「TRC MARC」の商品解説】
「10代は人生で一番辛い」そう話す詩人・伊東友香が自身の思春期を振り返り
高校生と交流し、生み出した弱った心にひびく詩集。
本書を彩る絵画は芸術を学べる通信制高校 北海道芸術高等学校の生徒たちが描きます。
~作者からのメッセージ~
子供であることは大人であることより、よほど辛い。
好きで生れてきたわけじゃない子供たちへ。
まずは手に取ってひらいて下さい。
もうひとりのあなたが助けを求めています。
出版社からのコメント
弱った心にひびく詩集です。
クロネコを撃ち殺したくなってしまうような、悲しみや怒りが心を覆ってしまっているとき。
心が疲れて元気がないときに手にとって欲しい詩集です。
伊東友香の詩は、不完全な存在を連想させます。
思春期のまっただなか、絶望のまっただなか、悲しみのまっただなか
しかし、絶望は必ず終わると、知っているからこそ、
紡げる明るさも同時に垣間見えることでしょう。
そんないくつもの感情を彼女が乗り越えてきたからこそ生み出せました。
「待つんだ」
無理に笑おうとすれば笑える
なら大丈夫
無理に笑おうとして泣きそうだったら
もう無理はおやめ
じっとしているんだ
その場所で
心の闇が通り過ぎていくのを
ただ 待つんだ
悲しみの混乱のなかにいながら、闇がふっと開ける瞬間を切り取ったような詩たち。
本書を読み終えたとき、辛い気持ちがいつの間にかかわっていることを願います。
本書を彩るイラストは、芸術が学べる通信制高校の生徒が描きます。
詩人伊東友香の詩とその詩から高校生がイメージしたイラストが繊細さをより際立てます。
北海道芸術高校とは…
広域通信制・単位制・普通科 北海道芸術高等学校 日本でも数少ない、
芸術を学べる通信制高校です。
生徒たちの興味・関心のある芸術分野を学習の切り口とし、
入学時に学力で区別せずに同じスタートラインに立つチャンスを与え、
学びのきっかけを作ります。
そして芸術の学習を通し、知識・技術を修得することで、
自らが進むべき進路を決定し、自立・自活していこうとする態度を育成します。【商品解説】
目次
- 嫌いなもの
- 障害物
- 群れ
- テリトリー
- 赤ずきん
- 甘い水
- プライド
- オークション
- 人間
- ボーダーライン
著者紹介
伊東 友香
- 略歴
- 詩の創作・朗読と文筆活動を軸に「ことばの力で、こころの振れ幅を 表現する」ことに取り組み続けている。
「にほんご」とその背景にある「こころ」の奥深い魅力を探るテレビ番組ホスト、
音楽と聴き手のストーリーにスポットをあてたラジオ番組パーソナリティ、
音楽アー ティストへの詞・詩の提供、繊細な生演奏とのコラボレーションで
聴き手の想像力を掻き立てるポエトリーリーディングのライブ…。
ジャンルやフィールドはさまざまだが、やっていることは同じ。
彼女オリジナルの視点で「ことば」と「こころ」にこだわり「表現」し続けるという意味で、
どれも伊東友香の顔である。
安易に「癒さない」。
ときに、一番の「患部」をえぐるような豪速球で、本当の自分に向き合うキッカケを提供する。
そんな彼女の作風に世代を超えて共感する人が増えている。
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