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- カテゴリ:中学生
- 発売日:2014/04/25
- 出版社: 講談社
- サイズ:20cm/187p
- 利用対象:中学生
- ISBN:978-4-06-218848-7
読割 50
紙の本
クリオネのしっぽ
「スナフキンの歌の『小さな動物はしっぽに弓を持っている』って、どう思う?」「リボンをつけなくちゃっていうのもあったよ」「リボンならなんとなくわかるけど、弓っていうのはなん...
クリオネのしっぽ
クリオネのしっぽ
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商品説明
「スナフキンの歌の『小さな動物はしっぽに弓を持っている』って、どう思う?」「リボンをつけなくちゃっていうのもあったよ」「リボンならなんとなくわかるけど、弓っていうのはなんか理解できなくて。武器?狩りの道具?」―中2の6月。学校は公共塾だと思うことにしてる。日本児童文学者協会賞受賞作家の最新作。【「BOOK」データベースの商品解説】
学校は公共塾なのだと考えることにしている-。他人を拒絶する美羽、喧嘩上等タイプの幸栄。中2の6月。浮いた者同士が出会い…。それぞれの現実を確かに生き抜く少女たちを描く。『朝日中学生ウイークリー』連載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
『バッテリー』のあさのあつこ氏が絶賛の青春小説。
中2の6月、美羽は、学校というところは友だちをつくったり、楽しく過ごすための場所ではなく、「公共塾」だと考えることにした――。
いじめの首謀者である水泳部の先輩に逆らい、暴力を振るったことで、浮いた存在になってしまった美羽は、転校してきたオールドファッションなヤンキー娘・幸栄に対し、「かかわりたくない」と強く意識しながらも、まるで空気を読まずにからんでくる幸栄との接点が、どんどん増えていく自分に気がつく。
夫から「お姫様扱い」されながらも、浮気され、家を出て行かれた母親が徐々に自立していく過程や、病弱な弟の世話に明け暮れるクラスメート・唯のむき出しの本心に触れながら、美羽自身も、自分だけの世界にとどまらず、世界と自分とのつながりに目を向けはじめ、そここそが輝いていることに気がついていく。
中学2年生特有の、あのもやもやとした時期を切り取った、どこかドライで、どこかリアルな青春小説。
『バッテリー』のあさのあつこ氏が絶賛!(以下、推薦文)
ここには、少女たちの生身がある。
彼女たちは脆くも美しくも繊細でもない。
それぞれの現実を確かに生き抜いている。それだけだ。
それだけなのに、美羽の唯の幸栄の存在が
荒々しく迫ってくる。想いがゆっくりと染みてくる。
こんなにも静かで激しい物語に初めて触れた。【商品解説】
著者紹介
長崎 夏海
- 略歴
- 〈長崎夏海〉1961年東京都生まれ。都立城北高校卒業。「トゥインクル」で第40回日本児童文学者協会賞受賞。他の著書に「長崎夏海の直球勝負」「ライム」など。
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