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紙の本
希望の日本農業論 (NHKブックス)
著者 大泉 一貫 (著)
衰退の一途を辿る日本農業。その原因は、稲作を通した農家保護政策にあった。戦後の農政、農協のあり方を検証し直し、日本が目指すべき「成熟先進国型農業」を実践する国内外の事例を...
希望の日本農業論 (NHKブックス)
希望の日本農業論
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商品説明
衰退の一途を辿る日本農業。その原因は、稲作を通した農家保護政策にあった。戦後の農政、農協のあり方を検証し直し、日本が目指すべき「成熟先進国型農業」を実践する国内外の事例を提示しながら、日本農業再生の条件を探る。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
大泉 一貫
- 略歴
- 〈大泉一貫〉1949年宮城県生まれ。東京大学大学院修了。農学博士。専攻は農業経営学。宮城大学特任教授。宮城学院理事。21世紀政策研究所研究主幹。著書に「日本農業の底力」など。
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成熟先進国型農業に希望が持てました
2019/10/07 18:11
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投稿者:しおかぜ - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の農業は衰退する一方という印象が、いかに一方的な思い込みにすぎないことを再認識させられた。著者が提案する「成熟先進国型」にこそ、日本農業の将来があり、輸出をともなう成長産業として発展する道があるのだと強く実感。
人によっては、過度に資本の論理に近すぎるという意見もあるだろうが、相関係数等を用いた説明は説得力がある。農業は、単なる感傷では成り立たないので、最後の賭けとして、この道に取り組む価値があると思う。
本書は、成熟先進国型農業を論じた前半3/4あたりまでは読ませるが、農協に関する記述は短調かつ平板で、全体の中でも浮いた内容であり、はっきり言って不要。文章も冗長な箇所が多い。もっと内容や記述を絞り込んで、新書並みにまで整理できれば、より良い本になると思うが、全体として本書を支持する。