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商品説明
辿り着く。必ず。全員で―。人生を賭けた少年たちの計画が、変わりゆく街と許されざる罪に鉄槌を下す。【「BOOK」データベースの商品解説】
中学2年、飛ばし携帯、神社の菩提樹、市長の娘、ハサミさん、老刑事、開放プール、親友の決断…。人生を賭けた少年たちの計画が、変わりゆく街と許されざる罪に鉄槌を下す。青春と断罪の“セツナ系”ミステリー。【「TRC MARC」の商品解説】
僕たちは、あの夏から出られない――。
人生を賭けた少年たちの計画が、変わりゆく街と許されざる罪に鉄槌を下す。
少年たちのひと夏。青春と断罪のミステリー!
『襲名犯』で第59回江戸川乱歩賞を受賞。
東野圭吾氏、桐野夏生氏、今野敏氏らの絶賛を受け、華々しくデビューした
若き乱歩賞作家、感涙必至! 魂の受賞第一作!!
「レミングは自殺しない。集団で移動して、海や川を渡るんだ。必死で……新天地に向かうために」
計画の先に辿り着く。必ず、全員で――。
誰の心にもある、中学時代の甘く、苦く、切ない思い出。
80年代生まれの新鋭が綴るどこか懐かしい筆致が、あなたの心の奥をノックします。【商品解説】
著者紹介
竹吉 優輔
- 略歴
- 〈竹吉優輔〉1980年茨城県生まれ。東洋大学大学院で文学を専攻。図書館で司書として働くかたわら小説執筆をつづける。「襲名犯」で江戸川乱歩賞を受賞し、作家デビュー。
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紙の本
罪との対峙
2014/09/10 18:39
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投稿者:W.Satonaka - この投稿者のレビュー一覧を見る
とくに意外性らしい意外性もないし、乱歩賞作家のイメージから、ミステリィかと言われると首を傾げたくなるところもある。どちらかといえばテーマが勝った作品で、ミステリィの醍醐味を求める人より、テーマで読みたい人にお勧め。
主人公格の人物の行動原理はユニークだった。タイトルにもあるネズミの群れになぞらえたためか、主人公の仲間たちはかなり個性を抑えた描写。狙ってのものなら面白い書き方。
ただ、それだけに帯のセツナ系という売りだし方はどうかと思う。文章も練り込みが足りない気がする。いずれも作者の責任とばかりはいえないだろうけど、構想が面白いだけに残念だ。次回作に期待。