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商品説明
特別な才覚がないことに悩みつつも誠実に生きる惣一郎。ひとりの男の成長を人情味あふれる筆致で描きながら、愛情や友情の大切さを謳い上げる感動の長編時代小説。【「BOOK」データベースの商品解説】
特別な才覚がないことに悩みつつも誠実に生きる惣一郎。友の離反、父の病など、周りではさまざまな出来事が起こり…。ひとりの男の成長を人情味あふれる筆致で描きながら、愛情や友情の大切さを謳い上げる長編時代小説。【「TRC MARC」の商品解説】
人の絆の大切さを描いた書き下ろし時代小説
館林藩の武士である村瀬家の長男惣一郎は、弟や妹、友人と塾や道場通いを続けていたが、藩校に行くことになった弟に幼馴染みの寿太郎が乱暴し、惣一郎から離れていった。父源吾は、罪人を逃がしたことで家禄を減らされていたが、何か事情がありそうだった。そのうち成長した惣一郎は、病に倒れた父に代わって藩の仕事を行うようになる。
そんなある日、筆頭家老の岸田が殺された。表向きは、病死とされた。それは藩を二分しての内紛が背景にあり、源吾は牢破りの件もその派閥争いと関わりがあると、真相を語ったのだった。
やがて、浜田藩への国替えが決まる。嫁を迎え子どもの生まれた惣一郎は、家族とともに、主君の松平斉厚に従った。そこに故郷に帰りたいと、寿太郎からの手紙が届く――。
家族や友情の絆の大切さを歌い上げた、著者久々の書き下ろし時代小説。
【商品解説】
著者紹介
安住 洋子
- 略歴
- 〈安住洋子〉1958年兵庫県生まれ。「しずり雪」で第3回長塚節文学賞短編小説部門大賞受賞。
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書店員レビュー
世界がこうであれば
ジュンク堂書店吉祥寺店さん
親子の関係、兄弟の関係、友達との関係、師弟の関係。あらゆる人と人との絆を、暗い部分をしっかり描くことで、こうありたい、と変化していく様とその最終の形がとても美しく、小説全体が温かい光に包まれているような感じがする1冊。世界中の人々とこのような関係が築ければ、もっと良い世の中になるのに、と切実に思い、身近なところからでも始めなければ、と背筋を正される気がしました。