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紙の本
古田織部の正体 (角川ソフィア文庫)
著者 矢部 良明 (著)
千利休の跡を継ぐ茶の湯の天下一宗匠として、慶長年間の茶の湯を変革。斬新・豪放な造形の織部焼をコーディネートし、新奇の流行を巻き起こした茶人・織部に焦点を結び、桃山文化を演...
古田織部の正体 (角川ソフィア文庫)
古田織部の正体
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商品説明
千利休の跡を継ぐ茶の湯の天下一宗匠として、慶長年間の茶の湯を変革。斬新・豪放な造形の織部焼をコーディネートし、新奇の流行を巻き起こした茶人・織部に焦点を結び、桃山文化を演出した奇才の実像を活写する。〔「古田織部」(角川書店 1999年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】
戦国武将・大名として信長・秀吉・家康の3人の天下人に仕え、「へうげもの」(剽軽な物)をとりこんで乱世を生きた古田織部。その名は「織部焼」として世に知られるが、実際に何をなした人物だったのか謎も多い。千利休の跡を継ぐ茶の湯の天下一宗匠として、慶長年間の茶の湯を変革。斬新・豪放な造形の織部焼をコーディネートし、新奇の流行を巻き起こした茶人・織部に焦点を結び、桃山文化を演出した奇才の実像を活写する。【商品解説】
目次
- はじめに
- 第1章 古田織部の生き方
- 1 エピソードで探る織部の評判
- 2 茶の湯宗匠スターダムに昇る
- 3 ファッションを追い風に捉える
- 4 寂の美学と織部
- 5 二足の草鞋をはいた天下一宗匠
- 6 名物と創作物の狭間にあるジレンマ
著者紹介
矢部 良明
- 略歴
- 1943年生まれ。東北大学文学部美術史科修了。東京国立博物館工芸課長、同考古課長、郡山市立美術館長を経て、人間国宝美術館長。『角川日本陶磁大辞典』編集代表をはじめ、『千利休の創意』『茶の湯とやきもの』『武将茶人上田宗箇』など著書多数。
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