紙の本
晴らし方は
2018/01/12 16:28
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投稿者:しらふ - この投稿者のレビュー一覧を見る
特に書かれていません。嫉んで嫌がらせしてくる相手への考え方など、参考になりました。最後の対談のパートでは自然と涙が出ました。身の処し方がわからないことが学問の動機になったんだな
紙の本
勉強になりました。
2015/10/02 19:56
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投稿者:まっくろクロエ - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルに惹かれて購入。学者先生の著書を読むのは初めてで、文章は漢字が難しく専門用語がいっぱい。しかも慣用句だらけ。小説がメインの私には新鮮でした。そして本のタイトルの正しい恨みの晴らし方は・・・具体的には書かれていなかったようなので残念だったな。でもどのような時に恨み、妬み、羨みが起こるのか分かった気がするので読んで良かったです。
紙の本
正しい恨みの晴らし方は書かれていなかったような
2015/06/01 23:38
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投稿者:くりんぐりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
序盤はシャーデンフロイデなどの心理学用語の解説で、初心者にもわかりやすく始まります。
しかし途中からどうも変な方向に。百田尚樹「殉愛」のネット書店アマゾンのレビューが炎上した件を取り上げ、「家鋪さくら氏への嫉妬」などと見当違いの分析をしています。この方は、「殉愛」に書かれた家鋪さくら氏の経歴その他が事実とは大幅に違い、「わざとそう書いた」と百田尚樹氏が認めたことを知らないようです。
「全部真実圧倒的ノンフィクション」と書かれていたのに、事実とは違うことばかり書かれていた誰でも怒るでしょう。そんな本に1700円も払わされたら、たまったもんではありません。
最後まで読んでも「正しい恨みの晴らし方」はどこにも書かれていなかったような気がします。
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2015.2.27読了
ミギーの発言が心につまされた。人間同士はほとんど理解しあえないのだから、相手に理解してもらえなくても落ち込んだり、怒ったりする必要はない。ストーカーについて触れた章について、自分にもストーカー気質があることにきずかされた。ネガティブな感情に支配されるのではなく冷静に話を積み重ねるしか解決方法はない。そもそも自己評価が高ければネガティブ感情は少ないという。高めていきたいがどんな手段があるのか調べてみたい。
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「点」でしか分かりあえない曖昧な正義に基づいて、誰かを恨んだり選んだりするのが人間という生物の性なのでしょう。それは時として、自分のプライドを維持するのに役立つ場合もあります。しかし、権利を振りかざし、正義に魅了されると、私たちはいとも容易く感情に操られてしまう、か弱い生き物でもあるのです。だからこそ、私たちは誰かに寄り添い、生きていくしかありません。自分がこだわる正しさに理解を示し、苦しい気持ちを受け止めてくれる、愛すべき他者の存在を求めるのです。
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良い。
Facebookは、妬みの展覧会。自慢話しをするのは控え、人と比べないことかな。
手が届きそうで届かないところに妬みが生まれる。イチローを妬む人は居ない。
これから新しい何かを得るきっかけになる妬み。
攻撃している人を見ると何を妬んでいるかよくわかる。
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疲れきっている時ほど、どす黒い感情が喉元までつまって苦しくなっていることに気が付く。自分の持たないものを持っている人々への妬みや嫉妬。一流企業に勤める夫を持つ優雅な専業主婦。家事育児を同居の親に任せて平日の夜でも遊びに行ける同僚。子供を持たない、自由で文化的な夫婦。若さに満ち溢れ社交的な女性。自分にはどれも無い、何も無い、と孤独を感じる。
実際には何も無いなんていうことは全く無く、私だって他人から見れば、充分妬みの対象になり得るということはわかっていても、この黒い感情を消し去る事はなかなかできない。けれど、この妬みを憧れに変えて、なんとかその人たちに近づこうと頑張ることはできる、と本書はいう。妬みや嫉妬は非常に人間的な感情で、誰でも心にあるということ。孤独に感じる必要は全然無いのだ。
心理学者と脳科学者、二人の視点から書かれているのが良い。たまに読み返そうと思う。
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「恨みの晴らし方」どこにあったんだろう。
私にはわからなかった。
恨み、妬みなどを科学的に分析、見解していた。
現代にマッチした例えが分かりやすかった。
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人間は妬み、羨み、嫉妬といったネガティブな感情を抱くことで社会性を持ち繁栄してきた生き物である。
ネガティブな感情がどう生まれどう作用するかの仕組みを脳科学的アプローチ!心理学的アプローチで解析する。心と脳のフィードバックシステムがとても面白い。なぜこんな複雑なしんどいことをわざわざ人間は考えるのだろうか。
なぜSNSでイラっとするのか。
それは自分の痛いところコンプレックスに感じているところをチクリと刺激するから。
幸せそうな家族のイベント、高価な食事、仕事の成功…
イラっとするものを解釈してみると、なるほど自分の弱い部分に直視する羽目になるが、自分の中のネガティブな感情を客観視して受け止める「メタ認知」で、コントロール出来る、はず、なんだけどな(笑)
妬みや嫉妬が時として自分を奮起させるモチベーションになる。まずは自分の腹の底に渦巻くネガティブな感情を受け止めよう。
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題名に惹かれて。
ダイニングテーブルにポン!と置いといたらオットが見つけて「おい、すごいの読んでるな」って言ってました(笑。
うん、すごい題名だよね(笑。
中身はね、うん、すごくダメダメ(笑。
良かったのは題名だけ。
目新しいことは何も書いてないです。図書館で借りたからいいけど、もし買っちゃってたら腹立ったかも。
5月に借りた本、たて続けに☆2つで凹んでます・・・。
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中身はそれなりに興味深かったけど、タイトルと合っていないような……。「正しい恨みの晴らし方」に興味を持って読むとがっかりするかも。「ネガティブ感情との付き合い方」って感じの内容です。
2人の著者が別々に書いているせいで重複している部分も多くて、なーんかなー、と。編集する人はどうにかできなかったのかなー、とそのへんもがっかり。
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ネガティブな感情は必ずしもマイナスではないということ、妬みと嫉妬は違う(妬みは自分にないものを持っている人に対して抱く感情、嫉妬は自分が持っているものを奪われそうな危機感に対して抱く感情)など、なるほどーと思うことがたくさん。
ですが、タイトルにある「正しい恨みの晴らし方」はどうすりゃいいの?ということが上手く読み取れず。
しいていえば、対談の章前にある、
「ゲームに勝ったか負けたかについて、ひとはいろいろ言うけれど、最終的には自分で定義すればいい」がそうなのかな。
ネガティブ感情をうまくあやしつつ、幸せの基準を自分で決めて変えてしまう。
私も最近、過去に腹が立った人たちへの最高の復讐は、自分自身が充実して幸せに生きることなのかも・・・と思い始めていたのですが、実はこの本もそれが言いたかったのかもしれません。
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受け入れてもらえる場所があろうが無かろうが生きているだけでも生物としてはミッションコンプリート(子供残せばもっとコンプリート)、だからボーナスポイントだと思って楽しくやろう。感情はプラスマイナスで見るな。モチベーションとして利用しよう。ちょっとした満足を大切に。結果を引き受ける前提であれば大体のことはOKだからより楽しく生きよう。
適切な振る舞いが自然にできなければ学べばよい。トレーニングと知識習得、外見も結構変更できれば有効。
失うことに鈍感になると嫉妬は減る。
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軽く一時間位で読めるが、各種ハラスメントやいじめの脳科学的心理学的背景や、
日本人特有、性差による事象の受け取り方の違いなどがコンパクトにまとまってい
て面白い。
怒りと恨みの違いについて。怒りは一過性、恨みは自分への後ろめたさと恥ずかし
さが伴う「侵入思考(何度も思い出し怒りにかられる)」を伴う感情。正しくない
ことをされたという被害者意識が恨みの源。自分でコントロール不可能。
恨みを晴らす(失われた自尊感情の回復)には「仕返し」と「見返し」があるが、
仕返しはやり返すこと(集団による代理報復も含まれる)、見返しは相手より高い
立場になって優越感を感じること。
また、恨みやすい性格はシャーデンフロイデの呼び水にもなる。「他人の不幸は蜜
の味」や「メシウマ(ネットスラング」とも。)
妬み(envy)と嫉妬(jealousy)について。妬みは自分のもっといないものを誰かが持
っていて自分も手に入れたいと思うときの感情。嫉妬は自分の持っているものが誰
かに取られそうになる時の感情。
妬みには、羨みに近い「良性妬み(自己を高める動機になる)」とネガティヴな感
情を引き起こす「悪性妬み」がある。悪性妬みは自分と似ているものの間に生まれ
やすい。(上方比較)。また自分のプライドを傷つけた人が不幸になってくれて嬉
しい感情を「下方比較」という。
平等主義を好む日本人には他者との小さな差が問題になりやすい。
いじめについて。
日本のいじめは「廻りといらいらさせる」などの「周りに迷惑をかける人」を制裁するという大義名分のもとの集団維持型になる。イギリスなどでは自分の強さを示すための自己顕示型。
道徳的攻撃の快楽により、権威主義的正義感を振りかざす人はオーバーサンクションになりやすい。これによりハラスメントが止まらなくなる。
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タイトルすごい。インパクト絶大ですが手に取りにくいですよね。なのに勇気を出して手に取ったら中身と微妙にずれているような。
…「よぉし恨みを晴らしてやるぞ」と思って手に取られる方は(少数派でありますように)かなり肩透かし感があるのでは。
私は新進気鋭の中野信子さんの著書ということで、手に取りました。軽く読めますし面白いのですが、うーん内容が薄い感じが…あまりにも有名な知ってる実験の話やデータが多いし。
まぁ新書だし心理学関連本入門で読まれるのなら、このくらいの方が読まれやすいのかな。
あと、非常に優秀な方がビギナー対象に書いているのだから仕方がないことだとは思いますが、中野さんの書き方若干上から目線で鼻につきました。