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紙の本
リスクと流動性 金融安定性の新しい経済学
著者 ヒュン・ソン・シン (著),大橋 和彦 (訳),服部 正純 (訳)
金融機関のレバレッジの拡幅、流動性の枯渇、金融システムの安定性に関連する諸論点を議論の題材として取りあげ、金融危機発生のメカニズムと新しい金融規制の理論的背景について解説...
リスクと流動性 金融安定性の新しい経済学
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商品説明
金融機関のレバレッジの拡幅、流動性の枯渇、金融システムの安定性に関連する諸論点を議論の題材として取りあげ、金融危機発生のメカニズムと新しい金融規制の理論的背景について解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
本書は、金融市場においてリスク管理を行う金融機関や投資家の行動が資産価格や流動性に与える影響を分析することで、金融危機発生のメカニズムを解明しています。
本書に示される考え方は、グローバル金融危機後の世界的な金融規制改革の理論的背景であるとともに、今日のグローバル金融市場の動向を理解する基礎となるものです。その意味で、本書は研究者のみならず、銀行関係者や機関投資家を含む金融市場で働く実務家にとっても役立ちます。第11章「グローバル流動性の第二局面と新興国経済への影響」は、日本語版向けに追加された新章です。
世界的な経済学者・清滝信宏プリンストン大学教授による解説(「刊行に寄せて」)も収録しています。
【商品解説】
目次
- 刊行に寄せて(清滝信宏)
- 日本語版への序文
- 第1章 金融リスクの性質
- 第2章 バリュー・アット・リスクと資本
- 第3章 バリュー・アット・リスクが引き起こすブームとその崩壊
- 第4章 ダイナミック・ヘッジング
- 第5章 アセット・ライアビリティ・マネジメント
- 第6章 金融システム
- 第7章 貸出ブーム
- 第8章 ノーザン・ロックの事例
著者紹介
ヒュン・ソン・シン
- 略歴
- 〈ヒュン・ソン・シン〉オックスフォード大学にて哲学・政治学・経済学学士号、経済学修士号および経済学博士号を取得。国際決済銀行の経済顧問兼調査研究責任者。
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