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商品説明
「日本薬局方」に収載されたことのある生薬全305種を収録。和名50音順に生薬の基原や用途、出典、漢名を説明し、エイジツ、ドクダミなど、日本独自の生薬8種は特に詳しく解説する。和文と欧文(学名)索引を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
1886年の初版から2014年の第16改正版第二追補までの『日本薬局方』に収載されたことのある生薬“全305種”と、同じく収載歴のある漢方処方エキス剤31種について、その概要と歴史的由来を詳細にまとめた生薬事典の決定版。公定書としての局方を重んじつつ、最新の市場状況や分類学的知見、さらに膨大な和漢の古典本草書から貴重な史料を意欲的に紹介し、局方では補いきれないハイレベルな情報を網羅。「各生薬の本来の基源は何であったのか」をメインテーマに、それぞれの生薬の歴史を、時代を超えて丹念に紐解く。著者が長年をかけて収集した生薬に関する興味深いトピックも惜しみなく盛り込み、和漢植物・西洋植物からみる歴史書としても有意義である。製薬関連業務従事者をはじめ、医師や医療従事者、植物学・博物学や国文学・漢文学の修学者から一般の読者まで、幅広い層が手にとることができる一冊。
第1部では生薬全305種と、生薬を配合した漢方処方エキス剤31種について解説する。和名五十音順に、それぞれの生薬の基原や用途、出典、漢名について説明。各項目の変遷の経緯やその来歴を詳説し、ひとつひとつの生薬の歴史を系統的に理解することができる。
第2部では特に日本人になじみの深い生薬8種をとりあげた。独自の植物画像や科学データを掲載し、薬効や薬理といった科学的側面から、植物学・民俗学・文化史といった歴史文化的側面にいたるまで多角的に考証を加え、それぞれの植物の生薬としての生い立ちを解説する。
【商品解説】
目次
- “天然物医薬品”としての生薬の歴史を深く理解できる 柴崎 正勝
- 刊行にあたって
- 本書の見かた
- 第1部 歴代日本薬局方に収載された305生薬の文化誌
- 第1章 和漢生薬・西洋生薬の解説
- ≪ア行≫アカメガシワ/アギ/アコニットコン/アセンヤク/アニスジツ/アヘン末/アマチャ/アマニン/アラビアゴム/アルテアコン/アルテアヨウ/アルニカカ/アロエ/アンソッコウ/アンモニアクム/イオウ/イズシュクシャ/イスランドタイ/イリスコン/イレイセン/インチンコウ/インドタイマソウ/インヨウカク/ウイキョウ/ウコン/ウヤク/ウワウルシ/エイジツ/エンゴサク/オウギ/オウゴン/オウセイ/オウバク/オウヒ/オウレン/オンジ
- ≪カ行≫カイカ/ガイシ/カイソウ/カイメン/ガイヨウ/カオリン/カゴソウ/カシアボク/カシュウ/ガジュツ/カスカラサグラダ/カスカリラヒ/カッコウ/カッコン/カッセキ/カノコソウ/カマラ/カミツレ/カラバルマメ/カルドベネディクトソウ/カルナウバロウ/ガルバヌム/カールムジツ/カロコン/カンキョウ/カンゾウ/カンタリス/カンテン/カンピ末/カンペントウ/キキョウ/キクカ/キササゲ/キジツ/キナ/キノ/キョウカツ/キョウニン/キラヤヒ/キンキカ/グアヤクボク・グアヤク脂/クエンピ/クガイ/クコシ/クジン/グッタペルカ/クベバジツ/クヘントウ/グルユンバルサム/クレンピ/ケイガイ/ケイヒ/ケツメイシ/ケツメイヨウ/ゲルゼミウムコン/ケンゴシ/ゲンチアナ/ゲンノショウコ/コウイ/コウカ/コウジン/コウブシ/コウベイ/コウボク/ゴオウ/コカヨウ/コケモモ/ゴシツ/ゴシュユ/コショウ/コソカ/ゴバイシ/コパイババルサム/ゴボウシ/ゴマ/ゴミシ/コルヒクムシ/コロシントジツ/コロンボ/コンズランゴ
著者紹介
木下 武司
- 略歴
- 〈木下武司〉東京大学大学院薬学系研究科博士課程修了。帝京大学名誉教授。専門は生薬学、薬用植物学、民族植物学、和漢古典の植物の研究。著書に「万葉植物文化誌」など。
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