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読割 50
紙の本
ビストロ青猫謎解きレシピ 魔界編 (小学館文庫)
著者 大石 直紀 (著)
いつかここに夫が現れるかもしれない―京都御所近くの「ビストロ青猫」で、辻村凪子は淡い期待を抱いて働く。新聞記者の夫は三年前から行方がわからなくなっていた。店を手伝う大学生...
ビストロ青猫謎解きレシピ 魔界編 (小学館文庫)
ビストロ青猫謎解きレシピ 魔界編
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商品説明
いつかここに夫が現れるかもしれない―京都御所近くの「ビストロ青猫」で、辻村凪子は淡い期待を抱いて働く。新聞記者の夫は三年前から行方がわからなくなっていた。店を手伝う大学生の準平と貴船の溝口家にケータリングで訪れたその日。リビングには悪い噂もある女性呪術研究家の姿が。翌朝、彼女の死体が「鐵輪の井戸」近くで見つかった。井戸は貴船神社丑の刻参りの出発点として知られる“魔界”スポットだという。辻村凪子の周辺で連鎖する怪奇な事件、やがて浮かび上がる危険な思惑の数々。「髑髏本尊殺人事件」の謎に挑むスピリチュアル・ミステリ小説。【「BOOK」データベースの商品解説】
呪いか、祟りか、トリックか? 人妻料理人・辻村凪子が、京都・静岡を舞台に繰り広げられる「髑髏本尊殺人事件」の謎に挑む! スピリチュアル・ミステリ小説。『静岡新聞』連載を文庫化。【「TRC MARC」の商品解説】
京都の魔界の闇に人妻料理人が迫るミステリ
京都御所の近くにある「ビストロ青猫」ではフランスの家庭料理を手軽に楽しめ、ケータリングサービスも評判だ。37歳の辻村凪子ももともとは夫の公輔と足繁く通う常連客だったが、三年前からこの店で働きはじめた。三年前、取材に出たまま行方がわからなくなった新聞記者の夫が、いつかここに姿を現すかもしれないという淡い期待もあったからだ。
貴船の南3キロほどにある溝口家を凪子がケータリングに訪れたその日。料理の準備を進めていると、ときどき店の手伝いをしている大学生の準平が声をひそめて言った。「あの人、もしかして『キミーK』じゃないですか?」神社仏閣巡りが趣味で“魔界”に詳しい準平によれば、溝口家のリビングでくつろぐ年齢不詳の女性は、いかがわしい噂もある呪術研究家だという。
そのキミーKこと桂喜美恵の死体が、翌朝「鐵輪の井戸」近くで見つかる。井戸は貴船神社丑の刻参りの出発点といえる“魔界”スポットだった。凪子はこの出来事を発端に、やがて続発する事件に関わっていく。それが夫・公輔の危険な“居場所”へと近づくことも知らずに――。
呪いか、祟りか、トリックか?「髑髏本尊殺人事件」の謎に人妻料理人が迫るミステリ小説。
【編集担当からのおすすめ情報】
静岡新聞で連載された同名小説を改稿した文庫オリジナル作品です。【商品解説】
京都の魔界の闇に人妻料理人が迫るミステリ【本の内容】
収録作品一覧
偽霊能力者のレシピ | 5−94 | |
---|---|---|
首なし男のワープ | 95−198 | |
日本平の妖怪 | 199−250 |
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……いやいや、あくまでも○○なのだ!
2015/06/11 11:23
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投稿者:こぶたろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
新聞小説だったので、読み忘れたところがあるため購入。オカルト好きには面白く読めるだろうと思う。静岡の地名も入っているので、頭のなかで具体化しやすい。
ただ、久しぶりに実感を込めて「フィクション読んだなぁ」という読後の感覚。
と言うのも、主人公と警察の関係が現実的ではない気がするからだ。いや、私の憶測だけど。
物語の本筋である民俗的な様々なものに関しては、そういったこともあるかもしれないという面白さを感じたし、雑学として知っていたら何かと興味深いものなんじゃないかと思う。
その点で、星をつけさせていただきました。