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紙の本
ペットショップ夢幻楼の事件帳 1 思い出はいつもとなりに (角川文庫)
著者 鈴木 麻純 (著)
街の片隅に佇むペットショップ“夢幻楼”。謎めいた店主・雅が営むこの店では、どこか不思議でなぜか懐かしい、自分だけのペットと出会えるという。人生のどこかに置いてきてしまった...
ペットショップ夢幻楼の事件帳 1 思い出はいつもとなりに (角川文庫)
ペットショップ夢幻楼の事件帳 思い出はいつもとなりに
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商品説明
街の片隅に佇むペットショップ“夢幻楼”。謎めいた店主・雅が営むこの店では、どこか不思議でなぜか懐かしい、自分だけのペットと出会えるという。人生のどこかに置いてきてしまった大切な想いや、封じ込めたはずの悲しい記憶―“夢幻楼”で出会ったペットと過ごすうちに、人々は忘れていた過去を少しずつ思い出していき、やがて…。あたたかなペットのぬくもりが過去と向き合う勇気をくれる、やさしい癒やしの物語。【「BOOK」データベースの商品解説】
街の片隅に佇むペットショップ〈夢幻楼〉。謎めいた店主・雅が営むこの店では、どこか不思議でなぜか懐かしい、自分だけのペットと出会えるという。ここで出会ったペットと過ごすうちに、人々は過去を思い出していき…。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
白猫と蒼穹 | 5−80 | |
---|---|---|
迷い狢 | 81−181 | |
クリスマスを告げる鳥 | 183−280 |
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紙の本
心でふさいだ穴を埋めるペットショップ
2018/08/04 20:23
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投稿者:ねこすき旅人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ある出来事により心に蓋をして、本人も気づかず、日常生活を送っていることがあります。そんな事情を抱えた人が、夢幻楼を訪れると、それぞれの心に応じたペット(ネコ、鳥、ムジナなど)となり、蓋をしてしまった過去の出来事とともに思い出させてくれるお話です。ペットショップの店長の雅の無機質な表情、常に彼に寄り添うトカゲのようなペット、明るく前向きな雅の弟ギンの二人にも何か忘れられた事情があるような展開でした。
小さな子から大人まで、誰でも心に蓋をして忘れてしまおうとする過去があると思います。この本は、物語の中で、そんな置いてきぼりにされた心をペットの形で具象化して、向き合わせてくれる素敵なお話でした。