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紙の本
地域に希望あり まち・人・仕事を創る (岩波新書 新赤版)
著者 大江 正章 (著)
「地方創生」の掛け声より早く、魅力ある地域を創ってきた取り組みがある。山村の可能性、復活した商店街、協働の場を拓く地元の人材…。地元愛と環境共生型のビジネスマインド、そし...
地域に希望あり まち・人・仕事を創る (岩波新書 新赤版)
地域に希望あり-まち・人・仕事を創る
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商品説明
「地方創生」の掛け声より早く、魅力ある地域を創ってきた取り組みがある。山村の可能性、復活した商店街、協働の場を拓く地元の人材…。地元愛と環境共生型のビジネスマインド、そして「豊かさ」の新しいモデルの現在をルポ。【「TRC MARC」の商品解説】
地域の人口増が目的ではない。魅力ある地域のくらしに、人が集まるのだ。【本の内容】
目次
- はじめに
- 序章 移住が増えてきた「消滅市町村」第一位の村 ──群馬県南牧村
- 増田レポートの衝撃と誤り/年少人口率も高齢化率も日本一の村/村の将来を若手中心で考える/移住者が増えてきた/昔のままの姿に魅せられて/環境循環農法で野菜を作り、文化を守っていきたい/都会にしかないものは、何もない/増田レポートは乗り越えられる/動き出した自治体行政/変化が見えてきた
- 第1章 山村に希望あり ──島根県邑南町・旧弥栄村・旧柿木村
- 女性と子どもが輝くまちづくり/A級グルメのまちづくり/耕すシェフと地域おこし協力隊の活用/移住者への手厚いサポート/トップランナーの課題/山村の暮らしに惹かれる若者たち/暮らし型有機農業と産業型有機農業/生き方志向と農業志向/兼業起農の意義と挫折/有機農業の村づくり/半農半Xが地域を支えていく/有機農業は環境保全型農業の延長ではない/農林大学校に有機農業専攻を設置/半農半Xを応援する/GNPからGLHへ
- 第2章 自然エネルギーが地域を開く ──福島県会津地方、岐阜県石徹白地区
- 自然エネルギー電力会社の設立/基本ソフトを書き換える/一年半で合計二・五四MWの太陽光発電所が完成/積雪への対応/想いがつまった公共的株式会社の経営/一歩後退した小水力発電/手作りの水車でのライトアップから/事業の多様化と小売りのイメージ/人口が半世紀で四分の一に/マイクロ水力発電を活かした地域づくり/小水力発電所を運営する農協をつくる/成功のポイント/地域づくりの課題
著者紹介
大江 正章
- 略歴
- 〈大江正章〉1957年神奈川県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。コモンズ代表、ジャーナリスト、アジア太平洋資料センター共同代表。著書に「農業という仕事」「地域の力」など。
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一側面ではあるが・・・
2015/10/22 16:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とむとむ - この投稿者のレビュー一覧を見る
消滅可能都市への反論とも捉えられる作品であるが、採り上げられている事例は、どれも中央(東京)から見た地方都市の成功例と云われる事例で、他の文献でも多数採り上げられている、謂わばメジャースポットである。
しかし、これらの捉え方は、やはり中央から見たものの見方に過ぎず、地方の人間から見た地方の成功例としてのものの見方とは少々異なる。
表向きの成功要因しか捉えられていないと感じるところが、これまでの文献同様、物足りない。
これでは増田リポートへの対応策としては弱々しすぎる。
「田園回帰」は本当に進んでいるのか??「中心市街地活性化」は本当に進んでいるのか??ニッチな例として「ふ~ん」とうなずくだけなら、これでも良いが、この手の内容を、あたかも解決策として考え、突き進むのは危険であると感じる。