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- カテゴリ:一般
- 発売日:2015/07/31
- 出版社: サウダージ・ブックス
- サイズ:19cm/166p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-907473-05-1
紙の本
幼年画
著者 原 民喜 (著)
遠藤周作が絶賛した小説「夏の花」の作家が、原爆投下以前の広島の幼年時代を追憶する美しく切ない短編小説集―。広島・被爆70年という歴史の節目に、同地出身の詩人・小説家、原民...
幼年画
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商品説明
遠藤周作が絶賛した小説「夏の花」の作家が、原爆投下以前の広島の幼年時代を追憶する美しく切ない短編小説集―。広島・被爆70年という歴史の節目に、同地出身の詩人・小説家、原民喜(1905~1951)の文学を紹介。「三田文学」等で活躍し、原爆投下直後の広島の惨状を描いた名作で知られる作家・原民喜。戦後、自ら命を絶つ前に作家自身によって編まれた短編小説の連作「幼年画」をはじめて単行本化。古書・蟲文庫の店主でエッセイストの田中美穂の解説を付し、原民喜の知られざる初期作品に新しい光をあてる。【「BOOK」データベースの商品解説】
広島市出身の詩人・小説家、原民喜が、原爆投下以前の広島の幼年時代を追憶する美しく切ない短編小説集。誰しもが持っていたはずの「幼き日」の記憶を、瀬戸内のやわらかな風土とともに描く。【「TRC MARC」の商品解説】
「「少年だよ」雄二はそう返事すると、古川君の肩へ手をかけ、二人は肩に手を組みあわせて歩いた。雨で洗われた礫の路が白く光ってつづいている。遠い世界のはてまで潤歩して行くような気持がした。」(本書より)
「幼少期のこういった記憶を持つ人は少なくないと思う。しかし、原民喜はそれらの情景や会話、心理の細部まで詳細に記憶し、まるでいま目の前で起こっているかのように文章にしてみせるのだ。それも徹底して子供のままの視点で。……そこには、小さく静かな声で語ることでしか伝わらないような、透明な世界が広がっているように感じる。」(田中美穂「解説」より)
遠藤周作が絶賛した小説「夏の花」の作家が、原爆投下以前の広島の幼年時代を追憶する美しく切ない短編小説集―。広島・被爆70年という歴史の節目に、同地出身の詩人・小説家、原民喜(1905~1951)の文学を紹介。「三田文学」等で活躍し、原爆投下直後の広島の惨状を描いた名作で知られる作家・原民喜。戦後、自ら命を絶つ前に作家自身によって編まれた短編小説の連作「幼年画」をはじめて単行本化。
古書・蟲文庫の店主でエッセイストの田中美穂の解説を付し、原民喜の知られざる初期作品に新しい光をあてる。【商品解説】
目次
- 「幼年画」
- 貂
- 蝦獲り
- 小地獄
- 不思議
- 鳳仙花
- 招魂祭
- 青写真
- 白い鯉
- 朝の礫
収録作品一覧
貂 | 8−23 | |
---|---|---|
蝦獲り | 24−29 | |
小地獄 | 30−37 |
著者紹介
原 民喜
- 略歴
- 〈原民喜〉1905〜51年。広島県生まれ。詩人・小説家。「夏の花」で第一回水上瀧太郎賞受賞。他の著書に「原民喜詩集」など。
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